ラーメン二郎が苦手な私がガスト姉妹店・から好しの二郎インスパイアを食べてみた結果 → 一周回って「ツウの食べ方」になった

ロケットニュース24

そもそもラーメン屋に行かない私(中澤)。味としてはウマイと感じるから嫌いではないはずだが、なんか行こうと思えない。ラーメン二郎についてもほぼ同じ感想である。要するに苦手なのだ。

だが、そんな私でも、ガスト姉妹店『から好し』の二郎インスパイア「好し郎野菜増し盛りつけ汁そば(税込み1000円)」はいけるかもしれない。そばだから

何を隠そう、私は立ち食いそばの連載300回するくらいのそば好き。すなわち、これは好き嫌いのタテホコと言えるが、どちらが勝つのか

・二郎の苦手な点

まず、ウマイとは思うのに、なんでラーメン二郎が苦手なのか。煎じ詰めると、一つはその濃厚さにあるのかもしれない。ひと口目はウマイと感じるのだが、食べているうちに飽きてきて、店を出る頃にはもういらないと思ってしまうあの感じ。なんなら後悔してしまう。

ひょっとしたら、濃厚に濃厚を塗り重ねたドロドロなもの自体があんまり好きではないのかも。思えば、とんかつソースも天一も苦手だ。

・ビジュアルは二郎

しかし、ロケットニュース24のレポートを見ると、「好し郎野菜増し盛りつけ汁そば」はつけ汁がサラッとしてそう。要するに、二郎インスパイア部分は、「野菜のマシマシ感」「ニンニクのモリモリ感」というビジュアルが大きいと予想しているのだが、はたして真相やいかに……?

さっそく、そばをつゆにドボンと浸してみたところ、やはりトロみはそこまで感じられない。良いぞ。これでつゆがそばつゆだったら、山のような野菜が乗っている分、むしろヘルシーだ。しかし、そばを食べてみたところ……

・つゆは港屋

味がものすごく濃い。まろやかさとは対極にある鋭さがあって、しょっぱいと言ってもいいくらいだ。出汁や醤油の辛さだけではなく油っこさも感じられるのでラー油も入っていると思われる。つまりは、つゆは港屋系だ

港屋系はそこまで追ってないし二郎に至っては門外漢なので、これがよくあることかどうか分からないのだが、二郎と港屋が並び立っているところにアベンジャーズみを感じた。おまけに唐揚げもいるしな。

・さらには

しかも、よく見たらお盆の端に追いラー油用のラー油までついてきてやがる。せっかくだから追いラー油してみたところ……


なるほど、よく分からん

元からの味がパラメータMAXすぎて、追いラー油しても味がそんなに変わらないのだ。盛りすぎだろ。キャプテン・マーベルかよ



・味を調節するには

味としては間違いなくウマイのだが、血糖値も限界突破してしまいそうである。あと、やっぱり最後には後悔しそう。そこで口の中でちょうど良い味になるくらいつけるつゆの量を調節してみることにした

3分の2……はまだ濃いな。半分……もちょっと濃い。もうちょっと減らしてみるか。そうやって調節したところ、自分的にちょうど良い味になったのは3分の1。しょっぱいというほどではないし、そばの風味で後味もスッキリ爽やか。うん、この味ならまた来たい。 

って、これ、ツウがたまに言ってる「粋な食べ方」やんけ!!

・辿った道は違えども

もりそばを食べる時、ドボンとつけずにそばの三分の一だけつゆに浸すという食べ方がある。そばマニアの間で「粋な食べ方」と語られることもあるそばの食べ方だが……

まさかここまでエクストリームに突っ走ったそばで、同じ境地に行き着いてしまうとは。昔の人もこんな想いで三分の一浸していたのかもしれない。

そう考えると、ドボンとつけてもしょっぱさを感じないほど薄いつゆが主流となっている現代のそばではもう何分とか個人の裁量でいいだろう。食べ方は料理につれ。料理は時代につれ。から好しの「好し郎野菜増し盛りつけ汁そば」にそう言われた気がした。

執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.

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