こちらは(株)メディアジーンのメディアコマース・チームが編集・執筆した記事です。
この記事は2022年11月29日に公開された記事の再掲載です。
会員になれば、Amazonでお買い物するとき、翌日配達や日時指定便が無料で使えるAmazonプライム。
会費は、執筆時点で月額なら500円(税込)、年額なら4,900円(税込)かかりますが、何かとお得だし、サクッと入会済みという人も少なくないでしょう。
対象の映画やテレビ番組が見放題になるPrime Video、対象の本、マンガ、雑誌が読み放題になるPrime Reading、約1億曲が聴き放題できるAmazon Music Primeなど、どれか一つだけを取ってもほぼ会費の元が取れる計算なので、トータルするとメチャクチャお得なんですよね。
しかし、Amazonプライムのスゴさはこれだけではありません。意外にも多くのプライム会員が、その存在を知らずに(忘れて)いると思われるサービスがあるのです。
我々はその謎を解き明かすべくジャングル、いやAmazonの奥地へと向かった!
・プライム会員なら写真の保存容量が無制限
・スマホアプリの導入で撮影後自動アップロードが可
・安心なバックアップ領域として使える
写真のクラウド保存について
まあ、ぶっちゃけて言えば、「Amazon Photos」の写真データ保存容量が無制限になるというのが、意外にも知られてなさそうなプライム特典の正体。「Amazon Photos」とは、写真のクラウド保存サービスのことです。
iPhoneユーザーなら「iCloud 写真」、Androidユーザーなら「Googleフォト」が標準搭載されていますし、これ以上は特に要らないと思うかもしれませんね。
でもクラウドを利用した写真データの保存にもリスクがあり、ちょっとしたトラブルによって大切な写真を失ってしまうことだってあるのです。
OS標準のサービスで、端末側のデータ削除とクラウド側のデータ削除が連動しているかどうか、規定の保存容量を超えた場合にどうなるか、これらを正確に把握している人はどれほどいるでしょうか。
1社のサービスに全てを委ねてしまうことで、私のように端末側の不具合に起因して2017年以前のほぼ全ての写真データを消失してしまうという事態に陥らないと、誰が言い切れるでしょうか。
そう、実は私の手元には、娘や息子が小さかった頃の可愛い写真は、わずかに数えるほどしか残されていないのです……。
プライム会員なら「Amazon Photos」の容量が無制限に
そこで、「iCloud 写真」か「Googleフォト」のうちどちらか一方と、「Amazon Photos」の2系統を並行して使うようにしておけば、何らかの要因でどちらかのデータが消失する事態に見舞われても、もう片方のデータがバックアップとして活かせるというわけです。
しかもプライム会員なら、写真の保存容量には制限がありません。(動画ファイルは、5GBまでの制限あり)
使い勝手も、特に難しくありません。スマホ用の専用アプリがありますので、インストールして写真を保存する設定にしておけば、スマホカメラで撮影したデータを全てクラウドに自動アップロードしてくれます。
「iCloud 写真」、「Googleフォト」上の写真データが増えてきて、そろそろApple税、Google税を納める(追加領域購入の)必要が出てきたという人も、プライム会員なら追加費用なしで万全にカバーしてくれますよ。まだプライム会員になっておらず、会費分が追加出費になるという場合でも、他にも利用できるサービスが含まれることを考えれば、実質タダみたいなもの。
“思い立ったが吉日” でしょう!
Source/Screenshot: Amazon.co.jp