正月のおせち料理に欠かせないかまぼこを板からきれいに外すテクニックがツイッターで注目を集めている。
2022年12月26日、食品メーカー・紀文食品(東京都中央区)が紹介し、ユーザーから「知らなかった!」「もっと早く知りたかった」などと驚く声が寄せられている。
「包丁の背を使うと綺麗にはがせますよ」
日本各地には多種多様なかまぼこが存在するが、近年のおせち料理では紅白のかまぼこが定番になっている。紀文食品は「多分知ってると思うけど」と前置きし、紅白かまぼこの外し方を写真付きで紹介した。
「蒲鉾は包丁の背を使うと綺麗にはがせますよ」
写真では、板ごとかまぼこを立たせ、身と板の間に包丁を通している。用いるのは包丁の刃の部分ではなく、背の「峰」の部分。かまぼこは、板に身を残さずきれいに外れている。
このツイートは26日夜までに393万回表示され、1万3000件を超えるリツイート、5万8000件を超える「いいね」が寄せられた。
ユーザーからの「コツありますか??」という質問には次のように答える。
「包丁を若干斜めに入れて、板に沿うようにやるときれいにできますよ!」
リプライ欄ではこのテクニックを用いた動画も紹介。また、板が無いものを売ってほしいというユーザーには「板が余分な水分を吸収しておいしさを保ちますから!」と板の必要性を訴えた。
ツイッターでは「刃のほうでそいでました」「手で剥いてました」といった声も多く、紀文食品は「意外と皆さん知らなかった!」と反響に驚いた。