最高のパフォーマンスを発揮するためには良質な休息が必要不可欠……と、頭では分かっているのだが、これがなかなか難しい。家事や仕事の合間のちょっとしたスキマ時間を有効活用できるような、画期的な休息方法は何かないだろうか?
そこへ現れたのが、休息のプロを自称する男・当編集部の佐藤英典パイセンだった。パイセン曰く、ただ普通に休憩しているようでは素人だという。プロが提案する「仕事中の超効率的な休み方」にご注目いただきたい。
・ある日の午後
編集部で私(あひるねこ)が仕事をしていると、遠くの方から佐藤パイセンが近付いてくるのが見えた。おや? 佐藤さん、一体どうし……
「うるあぁぁぁぁぁああああ!!」
キレんの早っや!
・駆けつけ恫喝
イントロなしでいきなりキレんなよ! サブスク時代かよ!! と言いかける私の腕をつかみ、「ついてこい!」とばかりに外へ引っ張っていくパイセン。気付くと我々はタクシーに乗り込もうとしていた。キレるのも早いが展開までめっちゃ早いぞ。
「休息のプロ、佐藤英典です! こんにちは!! 運転手さんがよく行くおいしいお店に連れていってください! よろしくお願いします!!」
・取材へ
なるほど、当サイト恒例「タクシー運転手に聞くグルメ企画」をやろうというワケだな? 先に言ってくださいよ。あと佐藤さん、別にタクシーで自己紹介とかしなくていいですから。そういうマナーないですから。
まあそれはいいとして、今日はなぜ私を連れてきたのか? 一人が寂しいおじさんなのか? するとここで、パイセンが何やら小さな袋を取り出した。そ、それはまさか……
『めぐりズム』……!
・気分ほぐれるアイマスク
説明しよう! 今年9月3日に新しくなって登場した『めぐりズム 蒸気でホットアイマスク』は、つけた瞬間ふっくら! ふわふわ素材が目と目もとをやさしく包み込んでくれるのが特徴だ。その厚みは、なんと改良前の約2倍!
蒸気のチカラでふくらむ新技術によって、一人ひとりの目もとの凹凸にあわせて密着フィットしてくれるぞ。開封時からまるでクッションのようにふっかふかである! ふっかふか!!
佐藤プロ「ふしゅぅぅぅぅぅ……気持ちええなぁ」
佐藤プロ「どうや、あひるねこ。タクシーでの移動中こそ最大の休息チャンス。忙しい中でも時間を効率的に活用するのが大事なんや。これがプロの休息方法やで」
そう言うとパイセンはひとり、快適時間約20分、約40℃の蒸気浴を楽しみ始めた。……え? もしかしてこれ、ずっと見てないといけないの?
・降車
その後、都内のとある公園に辿り着いた私と佐藤パイセン。なんでも先ほどの運転手さんは「奥さんの手作りおにぎりを公園でよく ひなたぼっこしながら食べている」そうだ。この回答を受け、パイセンも急きょコンビニにて おにぎりを購入。ベンチに座って食べることになったのである。
もはや企画として成立していないと思うのだが、まあいいだろう。ほら、さっさと食べて帰りますよ! ところがプロはこんな場面でも……
すかさず『めぐりズム』。
ひたる、ひとり時間──。
・プロの技
仕事の合間どころか、いまの我々は完全に仕事のド真ん中にいるはずなのだが、それでも貪欲に休息を取りにいこうとするパイセン。スキマ時間がないなら、自分でスキマを作るのがプロ! とでも言いたいのだろうか? うるせぇ。
佐藤プロ「あ゙あ゙あ゙あ゙、気持ちええなぁ~。おにぎりもうめぇな~。」
こうしてパイセンは『めぐりズム』で休息をとりながら おにぎりも頬張り、終始ご満悦なのだった。いかがだろうか。これが休息のプロである。さあ、早く編集部に戻って仕事しますよ!
・乗車
と思いきや、まだ他に寄るところがあるらしい。再びタクシーに乗り込み目的地へと向かう我々。まったく、またしても無駄な移動時間を……いや、ちょっと待て。移動時間……? ハッ! もしかして、また『めぐりズム』か? ここでも休息するのか!?
『めぐりズム』せんのかーーーい!!
・フェイク休息
あんま無意味な画像使うんじゃねーよ! パケットがもったいないだろ!! そうこうしているうちに、目的地の東京・有楽町に到着。パイセンについていくと、そこにあったのはワークスペース『テレキューブ』だった。
防音仕様の『テレキューブ』なら、周囲を気にすることなく電話やテレビ会議が可能。静かな個室空間で集中して作業に取り組むことができるという。パイセンはここで仕事をするつもりなんだろうか?
佐藤プロ「まだそんな眠たいことを言ってるのかお前は! いま『テレキューブ』は『めぐりズム』とコラボしていてだな、利用者はなんと無料で『めぐりズム』がもらえるんや。タダやで? タダ! ワシが一番好きな言葉やないかい!!」
さっそく中に入ると……
わ、ホントだ! 『めぐりズム』が自由に使えるようになっているぞ!! すっげェェェェェエエエエエ! これはテンション上がるゥゥゥゥゥゥウウウ!!
佐藤プロ「せやろ、せやろ」
慣れた手付きで『めぐりズム』をつけ、秒速で休憩に入るパイセン。すでに本日3回目の休息であるが、それでも一切手を抜かずに全力で休むあたり、さすが休息のプロと言うべきだろう。見習いたいかどうかは別として。
そして約20分後──。
佐藤プロ「気分リラックスーーーーーー!」
佐藤プロ「休息のプロ、佐藤英典です! こんにちはーーーーーーーー!!」
佐藤プロ「ほな、ワシはこのまま直帰するで。お前も偉大なプロの背中から存分に学べよ。じゃ」
ていうか、あのおっさん……
今日ほぼ何も仕事してねぇ。
– 完 –