マンガみたいだけど本当の話。
アメリカ・マサチューセッツ州で立ち退き勧告をされた女性が、訪れた警官数人に向けてプンプンに興奮状態の蜂の大群を解き放って、立ち退きに反抗するという事件が起こりました。AP通信によると、蜂に刺された警官のうち3名には蜂アレルギーがあり、入院を余儀なくされたということです。その女性は数件の暴行罪・脅迫罪で起訴されるようです。
アレルギー確認までする女性の狂気
どんな状況だったかというと、まず女性は立ち退き命令をされている家に車で乗り付け、降りてくると蜂の巣を持っていました。そしてその巣をブンブン振って蜂を怒らせてカバーを外し、蜂を放ったというわけ。しかも女性は、蜂を放った直後にちゃんと蜂の防護服を着用。こんな事態になると思ってもみなかった警官は、もちろん蜂に対して丸腰のただのユニフォーム姿。思いっきり刺されてしまいました。
女性を止めようとして顔を刺された蜂アレルギーのある警官に向かって、女性は「アレルギーがあるの?それはよかったわ」と言いのけたそうです。
病院で治療を受けている警官数名は命に別状はなく、状態は落ち着いているようです。「アレルギーで良かったわ」なんて言う女性は狂気ですが、蜂で応戦するとはアイデアという意味ではちょっと感心してしまう部分も……いや、絶対だめです!