すっかり太切り蕎麦のファンになってしまった。きっかけは少し前に食べた柄木田製粉の『黒い太切り蕎麦』だ。あのワイルドさ、やみつきになる……。
ということで今回買ってみたのは、『太さと歯ごたえ 信州藪そば』なる商品。パッケージの写真もフォントもデザインも、すべてにおいて “太さと歯ごたえ” がありそうな雰囲気してるゥ! どこが作っているのかな〜っとパッケージを裏返してみると──
またしても「おびなた」(13商品ぶり出場)!! おびなたといえば、当連載の常連中の常連。そもそも連載開始2連発で登場したのが「おびなた」であり、その後もチョイチョイ登場して、今のところ通算9回目の登場! 今回が74回目だから、8回に1度は「おびなた」が出てくるという計算。
それはさておき、
デカい鍋にタップリのお湯を沸かし……
7分ゆでて……
ハイ完成。
して、そのお味は──
まあ……ウン、そんな感じだな。「太さと歯ごたえ」、まあ、ウン。そうだな。それがすべてだな。表パケに「風味、歯応えの良い、太めのそばに仕上げました」と書いてある通りであり、それ以上でも以下でもない。
蕎麦としては美味しいが、「家そば」か「外そば」かで言えば「家そば」だな、ウン。まあナンだ、一食あたり53円と、圧倒的にコスパが良いので、たくさん安く食べたい時には良いかもしれない。ウン。ウン。
なんとなくだけど最近ふと思うのは、多くの場合、値段と感動(衝撃)は比例する……ってこと。そう考えると、良心的コスパなのにベスト3を死守している『元祖乱れづくり 木曽路御岳そば』はやっぱスゴイな。ウン。
執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24