21世紀の冷凍技術すげぇ! コンビニ冷凍刺身シリーズで24時間刺身生活始まったわ

GIZMODO

思ったよりもイケる。

ギズモード編集部の近所にあるローソンに、かねてから気になるものがありました。冷凍食品コーナーにあるお刺身なんですけどね。

カンパチ、真鯛(共に505円)馬刺し(808円)の3種類。今日、どうしてもお刺身食べたくなったので、さっき買ってきました。店員さんに聞いたところ、結構売れているみたい。へええ。

でも、冷凍のお刺身でしょ? お味のほうはどうなんだろう? ということで、レビューしますよ!

解凍は流水で10分

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まずは準備から。解凍方法は、流水で10分。ただひたすら、蛇口から水を流して解凍させます。電子レンジでの解凍は不可なのでご注意を。

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真鯛も馬刺しもちゃんと流水で解凍。

解凍して開けてみると…

さて解凍が終わりました。お皿に盛り付けていきましょう。まずはカンパチから。

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フタを開けてみます。するとちょっとドリップ(解凍後に出るうま味成分などが溶け出した液)があるのを確認。まあ、冷凍ものなのでそれはしょうがない。

あと気になったのが匂い。ちょっと潮の香りがするんですよね。なんでだろうと調べてみたら、日経クロストレンドの記事にこんな記載がありました。

最大の特長は、特殊な冷凍技術を使ったこと。凍結機メーカーのテクニカン(横浜市)が開発した「凍眠(とうみん)」がカギだ。一般的な冷凍食品は冷たい空気で冷やして作るのに対し、凍眠はマイナス30度のアルコール(液体)を使用。液体が気体よりも熱を伝えやすい性質を利用し、素早く冷凍する。

ほほう、凍眠(とうみん)とな。どうやらここで使われているアルコール液体がちょっと潮の香りっぽいんですかね。でも、それほど気になるものでもありませんよ。

いざ、実食! そのお味は?

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お皿にカンパチと真鯛を盛り付けました。ではいただきます!

……。うん、普通にうまい。なんだろう。感動するほどじゃないけど、普通にお刺身ですよこれ。

一度冷凍されているからか、若干水分が抜けているかなーという感じはしますが、刺身ですねこれ(語彙)。

開封時に気になった潮の香りも、食べたら全然気になりません。わさび醤油でいただけば、もうここは居酒屋! という感じです。

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もうひとつ買っておいた馬刺しも食べてみましたが、こちらも普通に馬刺しです。お店で食べるよりも薄切りのためか、ちょっと味のパンチは落ちる気がしますが、食感は馬刺しそのもの。付属の甘めのたれをつけて食べれば、もうそこは熊本(もしくは長野)です。

テクノロジーが刺身を24時間食べられるようにしてくれた

正直、予想を大きく下回るお味かと思っていたのですが、見事に裏切られ、予想以上のおいしさでした。

もうこれで、深夜に急にお刺身が食べたくなって何も手がつかなくなり、パソコンに向かって仕事をしていても無意識のうちに「お刺身お刺身お刺身お刺身…」とワードに入力してしまうこともなくなります。

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そう、24時間お刺身生活が送れるんです! これはもう、お刺身レボリューションですよ。

そりゃあまだまだ生のお刺身(変な日本語)にはかないませんけど、現時点でこれだけのクオリティなら、あと10年もすれば生のお刺身よりうまくなるなんていうパラドックスが起きてもおかしくないかも?

食の世界にもテクノロジーの波がやっていきていることをひしひしと感じたお刺身タイムでした。

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なお、この冷凍お刺身シリーズはローソンの一部店舗にのみ置いてあるようなので、ご近所のローソンを見てなかったら、リクエストしてみてはいかがでしょう? もしかしたら入荷されるかもよ?

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