全長16kmで地平線を実感できる直線道路「猿払村道エサヌカ線」を走ってみた

GIGAZINE
2022年10月02日 23時59分
動画



北海道にはどこまでも遮られることなく続いていくような道路があちこちにあります。その中の1つ、道北・宗谷地方の中でも北部に位置する猿払村の村道「エサヌカ線」は、全長16kmもあり、途中2つのクランクはあるものの、視界を遮ることなく地平線を最大限に走れる道路だということなので、実際に車載カメラをセットして前方展望を撮影してみました。

猿払村道エサヌカ線 | さるふつ村観光協会
https://sarufutsu.jp/sightseeing/%E3%82%A8%E3%82%B5%E3%83%8C%E3%82%AB%E7%B7%9A/

以下は、国道238号から浜猿払集落に入り、そのまま浜猿払エサヌカ線を走り抜けるムービー。

約16km続く直線道路・猿払村道浜猿払エサヌカ線を走破してみた・浜猿払集落から南東向き – YouTube
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経路はこんな感じ。Googleマップで見ても直線道路なのがよくわかります。北西方向にあるのが猿払村の浜猿払集落。南東方向に広がるのが「エサヌカ原生花園」です。

国道238号を南下、猿払川を富士見橋で渡ります。


渡って左手側にあるのが浜猿払の集落。


集落の南側に漁港があります。


漁港を抜けると……


あとは原野を走ることになります。


場所によって木があったりなかったりという差はあるものの、道路脇にガードレールや電柱はなく、前面にまっすぐ続く道とその左右にいっぱいの原野が広がります。


1つめのクランクを右折。


「クランク」といっても教習所にあるような短いものではなく、数百m単位です。


次の角は分岐ではなくL字カーブ。すると最も長い直線に入ります。


右側には牧草ロールが転がっています。


ひたすらまっすぐ走り続けて……


ようやくT字路に到達。これを右折。


ここを曲がるとさらに浅茅野の牧草地を抜ける直線道路がありますが、最長の直線を抜けたのでここを直進して国道へ抜けることにします。


景色が大きく変わり、両側に木が生い茂るようになりました。


再び国道238号に戻りました。


今度は、南側から走っていくことにします。ルートはこんな感じで、先ほどよりちょっと伸びています。

約16km続く直線道路・猿払村道浜猿払エサヌカ線を走破してみた・北西向け – YouTube
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国道238号を南下していくと進行方向左手側に「エサヌカ線入口」の標識が出てきます。


これに従って、エサヌカ線に入ります。


はっきりいって、見える風景は大きくは変わりません。


最初のL字カーブ。


牧草地が見えたと思ったら再びL字カーブ。


思いっきり地平線がわかるような風景に。


日差しを浴びる牧草ロール。


はるか果てに見える対向車は、存在に気付いてからすれ違うまでかなり時間がかかります。


直線の端にバイクを止めて撮影する姿を見かけました。


道はやがて海沿いへ。


漁港の防波堤が見えてきました。


「国道238号左折」の看板。


集落手前で左折せよという案内でした。今回はこれに従います。


集落内を通ることなく国道238号に復帰できました。


なお、実際には「原野しか見られない」わけではなく、このように牧草地に鹿がいたりします。


進路上を走っていく小さな影。


キツネでした。


こちらをじっと確認。


そしてどこか遠くへ走り去っていきました。


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