「プレミアムマイク＆デジタルミキシングソリューション」を掲げるElgatoの「Wave:3」は本体だけでもある程度の必要な操作を行えるようになっていますが、別途、「Wave Link」というソフトを導入することでさらに細かく設定ができます。
Wave:3 | elgato.com
https://www.elgato.com/ja/wave-3
「Wave Link」の入手はElgato公式サイトから。まずは以下のダウンロードページにアクセス。
Wave Link
https://www.elgato.com/ja/downloads
「SELECT YOUR PRODUCT」というプルダウンメニューをクリック。
「WAVE:3」を選択。
「WAVE LINK」の項目の下部にある「ダウンロード」をクリック。
ポップアップダイアログが表示されるので「今は結構です」をクリック。
「ダウンロードありがとうございます！」というメッセージが表示されてダウンロードが行われます。
ダウンロードしたインストーラーを起動します。
「次へ」をクリック。
「使用許諾契約書に同意します」にチェックを入れて「次へ」をクリック。
「次へ」をクリック。
「インストール」をクリック。
インストールが終わると「Wave Link」が起動します。Wave:3を接続していない場合は接続を求められるので、USBケーブルでPCとWave:3を接続します。
接続するとチュートリアルが始まるので「始める」をクリック。
モニター出力を選択します。下部の「ローカル出力」をクリックし「Elgato Wave:3」を選びます。
チャンネル追加はあとでもできるので、右上の「次へ」をクリック。
アプリのオーディオのルートもあとで設定するので、右上の「次へ」をクリック。
「設定を完了」をクリック。
これで「Wave Link」のインストールが完了です。ミキサーに登録されているのはマイク入力のみです。
Wave Linkが実現する機能の1つが「マルチチャンネルコマンド」。マイク音声のほかゲーム、音声チャット、音楽、通知、サンプリング音などを、独立した9つのチャンネルを用いてリアルタイムでミックスできます。また、2つの独立した出力ミックスを作れるので、1つは自分用、もう1つを配信視聴者用とした上で、リアルタイムにモニターすることができます。
たとえばゲームの音を配信したい場合はWave Linkに当該ゲームを登録すればOK。まずは空いているチャンネルにマウスオーバーして「オーディオ入力を追加」をクリック。
「Game」をクリック。
これでゲーム配信用のオーディオチャンネル作成ができました。
続いて右上にあるサウンド設定用のアイコンをクリック。
Windowsの「アプリの音量とデバイスの設定」ダイアログが開くので、アプリ欄に表示されている配信したいゲーム(ここでは「Factorio」)の「出力」欄のプルダウンメニューで「Wave Link Game」を選びます。
これでゲームの音がPCのスピーカーではなくWave Linkを通るように設定することができました。
同様にしてウェブブラウザやDiscord、あるいはマルチメディアプレイヤーなどを追加すればOK。各ソフトの音量をこのミキサーで一元管理できるので、複数のソフトで音を出すときでも管理が相当楽になるはずです。
次の記事では、Wave:3は「NVIDIA Noise Removal」と組み合わせて強力なノイズ消去ができるということなので、やってみることにします。
＜つづく＞
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