サン電子は8月19日、「SUNSOFT is back !」と題して「SUNSOFT」ブランドを復活。同展開するゲームコンテンツについて、2022年・2023年に発売予定のタイトルを発表した。
一つ目は、最大16人で協力して村を守り代官屋敷を目指す、団結ローグライクアクションゲーム「いっき団結」。現在、ゲームプラットフォーム「Steam」において、人数限定のCBT(クローズドβテスト)の参加者を募集している。
もととなるのは、1985年にアーケードゲームとして展開していた「いっき」。最大2人の協力プレイにより、悪代官を倒すことを目的としたアクションゲームとなっている。その後、ファミリーコンピュータ(FC)やPlayStation向けに移植され、現在でもNintendo Switchのアーケードアーカイブス(税込838円)などで遊ぶことができる。
二つ目は、2022年冬発売予定の横スクロールアクションゲーム「ギミック!」。プラットフォームは、PC(steam)、Nintendo Switch、PS4、Xbox Oneでの展開を予定している。
もとになるのは、1992年にファミリーコンピュータ向けに発売した「ギミック!」。横スクロールタイプのアクションゲームで、プレイヤーキャラクターの「ゆめたろー」が作り出す「星」を使って各ステージを攻略するものとなる。
2010年6月からは、プロジェクトEGGにて配信開始。2020年12月には、大幅にリマスターされた「ギミック!EXACT★MIX」がexA-Arcadiaで展開中となっている。
なお、同ゲームは音楽も評価されていたことから、最新リマスタリングを活用し、アナログ盤レコードとカセットを2022年11月13日に発売する予定だという。
三つ目は、いわゆる横視点の2Dアクションアドベンチャーゲーム「メトロイドヴァニア」をゲームジャンルとする「へべれけ」。2023年の発売を予定しており、プラットフォームは、PC(steam)、Nintendo Switch、PS4、Xbox Oneを予定。
もとになるのは、1991年9月にファミリーコンピュータ向けに発売した「へべれけ」。登場キャラクターは、サンソフトブランドのマスコットキャラクターとして扱われるなど、同ブランドを代表するソフトになっていた。
こちらも、最新リマスタリングを活用したサウンドトラックのアナログ盤レコードとカセットを。2023年に発売予定という(ファミリーコンピュータ向けタイトルの「ラフワールド」とセット)。
同社によると、まだ発表する段階にないタイトルがいくつかあることから、今後も定期的に情報を発信していくとしている。
なお、同社は、「スーパーアラビアン」「ルート16ターボ」「アトランチスの謎」「ファンタジーゾーン」などを販売していた。