画期的すぎる…!
最近では多くの家庭が使用している赤ちゃん用ウェブカメラ。これをCaleb Olsonさんのお宅では、赤ちゃんの空腹のサインを察知するAI搭載システムとして活用することにしたようです。
じつは以前にも、飼い犬が裏庭で糞をしたらレーザーポインターで探知できるというハックがフューチャーされていたOlson家。今度は赤ちゃんが誕生し、新たなシステムも生まれることに。
じつは、赤ちゃんが泣くのは空腹になってからすぐというわけではなく、どちらかというと遅めのサインなのだとか。できれば、泣く前に先手を打ちたいところですが、実際は他にもやることに追われ、てんやわんやするもの。
Olsonさんが開発したウェブカメラでは、特定の表情や体の動き(口をパクパク、おしゃぶりを口から出す、食べ物を探しているかのように頭を前後させる、拳を口に入れようとするなど)を認識。それだけでは本当にお腹が空いているかわからない(おしゃぶりが口から外れたり、あくびをして口をムニャムニャしたりすることもある)ため、それぞれの挙動に重要度をつけてスコアを出せるように。こうして、一定のスコアに到達したら通知が届くという設定に行き着いたようです。
もちろん、これで100%完璧…とまでは行きません。動画でOlsonさんは新生児への授乳に関しては、今でも小児科医の助言を優先していると話しています。赤ちゃんが空腹で泣くのを完全に阻止できるわけではないにせよ、親が数分でも長く夜眠れる時間を確保できれば、それはもう十分に価値あるテクノロジーが誕生したといえるのではないでしょうか。
Source: YouTube