巨人は「きつい戦い待ってる」掛布雅之氏が見解 リリーフ陣不安で「守り勝つ野球見えてこない」

J-CASTニュース

   プロ野球阪神の元選手で野球解説者の掛布雅之氏(67)が2022年7月26日にユーチューブチャンネルを更新し、セ・リーグのペナントレース後半戦の展開を独自に予想した。

   セ・リーグ前半戦はヤクルトが勝率.622で首位を独走。2位・阪神、広島に11ゲームの大差を付けリーグの貯金を独占している。前半戦最終戦となった24日の広島戦で勝利し優勝マジック「41」が再点灯した。

  • 原辰徳監督(編集部撮影)

    原辰徳監督(編集部撮影)

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「ヤクルトの大型連敗は考えづらい」

   前半戦終了時点での順位は1位ヤクルト、2位は勝率5割で阪神と広島が並び4位DeNAが1.5ゲーム差で追っている。ヤクルトに13.5ゲーム差を付けられた巨人は5位に低迷し、借金「12」の中日が最下位に沈んでいる。

   掛布氏は前半戦の戦いぶりから「ヤクルトの大型連敗は考えづらい」とし、「残りゲームなどを色々考えるとどのチームがAクラスに食い込んでくるかの戦いに変わってくると思う。その中で一番怖い存在となるのがDeNAだと思う」との見解を示した。

   DeNAに注目する理由として強力な打線と投手陣の安定ぶりを挙げた。

   打線に関して「牧君の状態が少し落ちてきているがオースティンが後ろを打つようになって牧君をいい形で挟めれば牧君の状態が上がってくると思うので上がり目しかない」と評価し、投手陣については「横浜の左の今永君を含めた先発ピッチャー陣も頭数が揃ってるし、後ろの山崎君も今年はまあまあ投げ切ってる部分がある」と語った。

   一方、5位に低迷する巨人に関しては、坂本勇人選手(33)の戦線離脱がチームに大きな影響を与え、復帰の時期によっては上位に浮上するのは難しくなるとの見解を示した。

   坂本は4月30日の阪神戦で右ひざを負傷して出場選手登録を抹消。6月9日の交流戦で復帰するも7月6日のヤクルト戦で途中交代し翌7日に出場選手登録を抹消され、予定していたオールスターゲームの出場を辞退した。

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