スクウェア・エニックスは7月19日、同社が展開している「ファイナルファンタジー」シリーズ初の試みとして、TBS主催のもと「ファイナルファンタジーX」が歌舞伎化されることを発表。2023年春に「新作歌舞伎 ファイナルファンタジーX」として上演するという。企画・演出は尾上菊之助氏が担当する。
会場となるIHIステージアラウンド東京では、円形ステージの中央に配置された観客席は劇の進行に伴い360度の回転が可能。ダイナミックな視界の変化と舞台・音楽・超巨大スクリーンに投影される映像が融合し、これまでにない感覚を楽しむことができるという。
本作では、歌舞伎の舞台のみならず、ドラマ「グランメゾン東京」「下町ロケット」などで活躍する尾上菊之助さんをはじめ、近年では「超歌舞伎」など新しい形の歌舞伎にも挑戦し続けている中村獅童さん、歌舞伎界期待の若手俳優でマルチな活躍をみせる尾上松也さん、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で北条義時の父・北条時政を演じる坂東彌十郎さんといった俳優陣が出演。脚本は連続テレビ小説「おちょやん」(NHK)、「家政夫のミタゾノ」(テレビ朝日)などを手掛けている八津弘幸氏。共同演出は、「ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー」 やB’zのドームツアーなどを手掛ける金谷かほり氏が担当する。
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