これ…いいじゃん!
ちかごろのクリエイター向けノートPC、GPUが載っているやつ増えましたよね。動画編集に3D、高解像度のRAWデータ、VRにAR…みーんなグラフィックパワーがいくらあっても困らない作業です。
一方で、GPU搭載ノートはどうしても重くなりがち。2kgを切るマシンもけっこう増えましたが、「ギリギリ2kg切りました!」って顔ぶれが主流です。
本日、マウスコンピューターが発表した「DAIV 6」シリーズは、インテル Core i9-12900H プロセッサー+GeForce RTX 3070 Ti Laptop GPU(8GB)という現環境トップクラスのチップを搭載しながら、重量は1.65kgです。
えっ? 軽くない?
16インチのボディで1.65kg
テンキーフル装備の16インチ級ボディでありながら、マグネシウム合金をふんだんに使うことでこの軽量さを実現しています。
16インチ&dGPU搭載マシンだとLG Gram 16の1.3kg切りもありますが、あっちのGPUはRTX 2050とライトめ。パワー/ウェイト比はDAIV 6に分があると見ました。
タッチパッドが…でかい!
発表会で実機に触れましたが、とにかくタッチパッドがでかい。
iPhone miniでしたらすっぽり置けちゃいます。MacBook Pro 16インチに匹敵するサイズです。
面白かったのが、タッチパッドの左右上端にあるタッチスイッチ。
右のスイッチをONにすると、なんと「タッチパッドの右半分だけタッチOFFになる」のです。右手をドーンとタッチパッドに乗せながら、左手でタッチ操作ができます。これだけ広いと半分でも十分に使えそう。
ちなみに、左のスイッチをONにするとタッチパッド全面がOFFになります。マウスと組み合わせて作業するときに使う機能ですね。
(なお左半分をOFF、右半分をONにするという組み合わせはできないとのこと)
DAIV 6シリーズはスペックで4つのバリエーションがあります。
モデル | CPU | GPU | RAM | SSD | 重量 | 価格(税込) |
---|---|---|---|---|---|---|
DAIV 6H | Core i9-12900H | RTX 3070 Ti 8GB | 16GB×2 | 1TB | 約1.65㎏ | 36万9,800円 |
DAIV 6N | Core i7-12700H | RTX 3060 6GB | 16GB×1 | 512GB | 約1.64㎏ | 26万9,800円 |
DAIV 6RT | RTX 3050 Ti 4GB | 8GB×2 | 約1.55㎏ | 23万9,800円 | ||
DAIV 6P | Iris Xe | 約1.49㎏ | 19万9,800円 |
RAMの最大値はいずれも64GB(32GB×2スロット)
バランスがいいのは「DAIV 6N」ですが、さらに軽くなる「DAIV 6RT」もいいですね。
「DAIV 6H/6N」は本日発売スタート、下位モデルの2つは7月下旬発売予定です。