こちらは(株)メディアジーンのメディアコマース・チームが編集・執筆した記事です。
サーキュレーターは、扇風機とは違って空調管理に使うもの。直接肌に風を当てて熱を奪う扇風機や、部屋全体をパワフルに冷やせるエアコンと比べれば、あくまで補助的な存在です。
しかし、この「補助的」という言葉のせいで、効果が低いと誤解されがちなアイテムでもありますね。
アイリスオーヤマの「サーキュレーター PCF-HD15N-W」は、首振り機能こそ搭載されていないものの、しっかり仕事してくれる要注目のサーキュレーター。
真夏が来る前に、サクッとチェックしてみていただければ。
高さ約30cmのコンパクトなサイズ感
扇風機なら相当に小さいというサイズ。しかし、サーキュレーターとしては、これが一般的なサイズ感。
コンパクトなサイズだからといって、役に立たないということはありません。実際に使ってみれば分かると思いますが、その実力はかなりのレベルです。
弱(静音設定)でも十分な到達距離
上のGIF動画で風に揺られているリボンは、奥に見えているサーキュレーターと約6メートル離れています。
「PCF-HD15N-W」は8畳用なので、約22畳のリビングでは力不足かと思いきや、ほぼ端から端まで風が届いてるんですよね。
静かさを優先した弱の設定で、この到達距離。直進性の高い風を起こして、室内の空気を効果的に動かせる実力がお分かりでしょう。
ちなみに、静音というだけあって動いているかどうか分からないほど音がしません。
もちろん、動作音が気にならないなら、さらに風量を上げることでもっと距離を伸ばすことも可能ですよ。
効果的に風が流れる配置がポイント
実は、筆者の作業場は東南側の角部屋なので、夏になると朝から温度が急上昇し、エアコン無しではとても居られないんです。
ところが「PCF-HD15N-W」を使えば、リビングを横断するように風を送ることができるので、北側寝室の比較的冷たい空気を送り込めます。
ここで、天井の換気扇を回せば部屋の熱気が抜けて、室温をかなり下げることが可能になるんですね。
さすがに、真夏の昼間をこれで乗り切れるとは思いませんが、遮熱カーテンなどを組み合わせることで、エアコンの稼働時間を短縮することができそうだと、今から夏が楽しみになっていますよ。
エアコンと併用することで設定温度を高めに保つこともできるでしょうし、工夫次第で光熱費の削減にもなるはずです。
なお、以下の表示価格は執筆現在のものです。変更の可能性がありますので、販売ページをご確認ください。
Photo: 田中宏和
Source: Amazon.co.jp