誰もが知る超有名みやげは、実際どれほど知られているのか? そして当サイトのライターたちはどれだけの知識を持ち合わせているのか? その2つを同時に検証するのが不定期シリーズ「常識みやげ検証」である。
今回用意した超有名みやげは、かつて話題になりまくった北海道の『じゃがポックル』──。ここで結論を申し上げてしまうと『じゃがポックル』は過去最高の正解率を叩き出した……のだが。同時にあまりにヒドい回答も飛び出してしまったのである。
・過去最高の正解率
これまでの「常識みやげ検証」では「萩の月」「博多通りもん」「ナボナ」「紅いもタルト」で検証を行ってきた。中でも最も正解率が高かったのが「萩の月」で、正解者は9名中6名。簡単に3人中2人は「萩の月」を知っていたことになる。
第5回の『じゃがポックル』も「萩の月」と同じく9名中6名が正解! 萩の月などと比較すると歴史はそこまで長くない『じゃがポックル』であるが、かつて爆発的な話題を呼んだことは大きかったのかもしれない。
・カルビーの大ヒット商品
その『じゃがポックル』はカルビーの商品。他の地方でも手に入ることはあるものの、基本的には北海道限定の販売だ。ちなみに “ポックル” とは、アイヌ語で「蕗(ふき)の下の人」を意味する伝説の妖精だそうだ。
で、まずは見事に『じゃがポックル』を言い当てた6名のメンバーをご覧いただきたい。圧倒的な不正解率を誇るGO羽鳥とYoshioの両名さえも知っていたほど『じゃがポックル』は有名であった。
あひるねこ「これはじゃがポックル」
佐藤「じゃがポックルだろ?」
中澤「じゃがポックル?」
御花畑「じゃがポックル」
Yoshio「じゃがポックル!」
GO羽鳥「ンモォー、大好きなやつ! じゃがポックル!!」
個人的な感覚では「紅いもタルトより知名度は劣るかな?」と思っていたが、これがカルビーの強さなのだろうか? 口にする機会がそこまで多くないであろうことを考えれば『じゃがポックル』はかなり強い。
・まさかのNGワード
一方でその『じゃがポックル』さえもわからなかったメンバーが当サイトに存在することは、遺憾としか言いようがない。しかもそのうち2名はまんまと「NGワード」を答える始末。いったいどういうつもりや!(激怒)
砂子間「じゃがりこですね?」
和才「じゃがりこ……?」
原田「じゃがバター?」
密かに毎回ヒドい回答の原田は置いておくとして「じゃがりこ」は絶対に違うだろ! だってじゃがりこよ? じゃがりことの違いがわからないって何なの? じゃがポックルがわからないことは百歩譲って理解するが、それでも「じゃがりこではない」ことは明白! 目と口の感覚どうなってんねん!!
……と、再三お伝えしている通り、じゃがポックルの正解率は6 / 9、つまり「66.7%」とさせていただく(サンジュン調べ)。次回も有名みやげが手に入ったら、抜き打ちで検証を行う予定だ。
参照元:カルビー「じゃがポックル」
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.