魚べいや元気寿司を運営する「元気寿司株式会社」は、2022年6月14日より「あなたは分かる? 本物!? まるで!? フェア」をスタートした。ちょっと変わった商品の販売を開始したとのことなので、お店に行ってみると……。
通常の魚の寿司とともに代替食材を使った寿司を提供していたのだ。実際に食べてみたところ、見た目と味の違いがスゴくて脳がバグる! 何を食ってるかよくわかんねえ~!!
・魚ではない寿司
フェアでは本物食材の商品と魚以外の食材を使った商品を全6品を用意している。本物はブランドオリジナルの完全養殖の本鮪中とろ(1貫税込220円)と、鹿児島県産のひらまさ(1貫税込130円)の2品。
そして代替食材は野菜ピューレを使った「3貫盛り」(税込120円)、魚のすり身を使った「うにぐんかん」(2貫税込120円)。大豆ミートの「焼き肉」(2貫税込120円)。それから韓国スイーツ『いちごボバ』を使った「いくらなミニ丼スイーツ」(税込270円)である。
本物よりも魚以外のネタを使った寿司の出来栄えが気になるので、スイーツ以外の3品を頼んでみた。
・イメージと違う!
こちらがその3品、それぞれ紹介していこう。
まずは焼き肉。大豆ミートはすでに一般に浸透しているし、私(佐藤)も食べたことがあるので、それほど大きな驚きはないかな。
見た目はかなり肉っぽいけど、食べると通常の肉よりも食感が柔らかいので、肉を食ってる感じはそれほどない。これはこれで美味しいとは思うんだけどね。
続いて うにぐんかん。色合いはかなりウニに近い。
風味はたしかにウニを感じさせるものがあるんだけど、これも食感は本物と微妙に異なっている。魚の練りものの印象を否めないなあ。ウニだと思って食べるとちょっと物足りない……。
そして最後が野菜ピューレなんだけども、色がスゴイな……。黄色がコーン、オレンジ色がニンジン。そして赤いのがトマトだ。
食べると、ネタの歯ざわりはゼリーのようだ。ゼリーと米粒の相性が……あまりよろしくないような……。トマトは見た目がマグロの赤身に見えるけど、めっちゃトマトの味がする。見た目と食感と味が、イメージと完全に違うので脳がバグりそう!
おそらく食べ慣れないから混乱するんだと思うけど、繰り返し食べているうちにハマるかも。
最近は世界情勢の影響で海産物の値が上がったり、輸入に影響が出たりしている。寿司レストランにとってはしばらく厳しい状況が続きそうだ。これらの新しい食材は寿司レストランの救世主になるのかもしれない。試行錯誤を繰り返して、この状況を切り抜けてほしい。
・今回訪問した店舗の情報
店名 魚べい 渋谷道玄坂店
住所 東京都渋谷区道玄坂2丁目29-11 第六セントラルビル 1F
時間 10:40~23:00 土日祝10:00~23:00(L.O.22:30)
定休日 なし