エレコム株式会社は、Wi-Fi 6ルーター「WRC-X3000GS2」を6月下旬に発売する。市場想定価格は1万2980円前後。
Wi-Fi 6ことIEEE 802.11axに対応し、最大通信速度は5GHz帯が2402Mbps、2.4GHz帯が574Mbps。グループ企業であるDXアンテナのノウハウを生かしたアンテナを内蔵する（5GHz帯2本、2.4GHz帯2本）。1GHz駆動のデュアルコアCPUを搭載し、推奨接続台数は36台。
OFDMA、1024QAM、TWT（Target Wake Time）といったWi-Fi 6の標準技術のほか、MU-MIMOやバンドステアリング、ルーターから離れた場所でも十分に電波を受信できる「ビームフォーミングZ」にも対応。また、WPSボタンを押すだけで利用中のほかのルーターから設定情報（SSIDと暗号化キー）を移行できる「らくらく引っ越し機能」も備える。
IPv6 IPoEインターネット接続サービスとして、v6プラス、IPv6オプション、OCNバーチャルコネクト、transix、クロスパス、およびv6コネクトに対応する。
セキュリティ機能としては、Wi-Fi子機どうしの通信を禁止することで、ウイルス感染や不正侵入を防止する「セキュリティーWi-Fi」機能を搭載。セキュリティーWi-Fi内における子機間の通信は、ルーターの管理画面から設定を変更できる。このほか、子機ごとに使用可能な時間を設定してネットの使いすぎを防止する「こどもネットタイマー3」も搭載。WPA3 Personalにも対応する。
背面には、いずれもギガビット対応のWAN×1、LAN×4の各ポートを搭載。本体サイズは38.8×142.5×178.2mm（幅×奥行×高さ）、重量は約365g。カラーはブラックとホワイトの2色。
背面
