ガソリンスタンドの値段表示って独特だ。他に活かせないか。
それにしてもガソリンの値段が高すぎる。
少し前のハイオクの値段を今のレギュラーガソリンはゆうに越えてしまっているのではないか。
ガソリンスタンドを通るたびに、表示されている値段の高さにびっくりする。
腹いせに……ではないが、今回はガソリンスタンドの値段表示を題材に遊んでいこうと思う。
家の中にガソリンスタンドを出現させる
近所のガソリンスタンドにやってきた。
日常的に車を運転する身からするとこれは大変である。
ところで普段は意識していなかったが、ガソリンスタンドの値段表示はある種決まったフォーマットになっていると言えるだろう。
レギュラー・ハイオク・軽油の3つが縦並びになっていて、それぞれ色がついていたりする。
レギュラーは赤、ハイオクは黄、軽油は緑になっているのは法令で決まっているからだそうだ(消防危第25号 顧客に自ら給油等をさせる給油取扱所に係る運用について)。
へーへー。入れ間違えたら大変だものね。
この特徴的な値段表示を家に置いてみたら、どうなるのだろうか。
完成したものがこちらである。
思わず「家がガソリンスタンドになっちゃったなぁ……。」と大きい独り言が出た。
これはかなりガソリンスタンドなのではないか。
ここから遊んでいきたい
基本形が出来たので、ここからアレンジしていこう。
高い寿司屋のようになるかな、と思ってこうしてみたが、よくよく考えるとガソリンは時価の代表選手じゃないか。
日常的に消費するものでガソリン以外に時々刻々と値段が変化するものなんてなかなかないだろう。
この表示はある種正解と言える。
むかし夜の山中でガソリンがなくなりかけてしまい、値段を表示していないガソリンスタンドで給油したらめちゃくちゃ高かった記憶が蘇った。
あれはガソリンの時価の恐ろしさを味わった瞬間だった。
閑話休題。では逆にガソリンが安く感じるように見せられないか。
考えた結果、こうなった。
サラダ油もごま油もリッター換算するとずいぶんと値段が高くなる。
ごま油は1000円を越えてしまい、収まらなくなったので998円として表した。
こうしてみるとレギュラーガソリン安いな!と思ってしまった。
他にもこのフォーマットで表せるものはないかな、と冷蔵庫を見てみたらこんなものがあった。
この値段を表してみたものが次の画像だ。
近所のスーパーの値段を表してみた。
いつも売っているときの値段がレギュラー。レギュラーが一番高くなっている。
セールのときは黄色の値段になるのだが、しれっと最安値で売り出すときがあるので黄色は我慢の値段である。
一覧で出すとお得度が一目瞭然だ。今後も緑色のときを狙っていきたい。
思わずシャウエッセンの買い時についての所信表明をしてしまったが、このフォーマットの弱点はどうしても3桁の値段に限定されてしまうというところだ。
この制限を気にせず表示することにしたらどうなるのだろうか。
なるほど、1等は前後賞除くと3億円か。すごい桁数だ。
2等でも1千万円、3等でも100万円。
これを思い切ってこのように表すのはどうか。
目がおかしくなりそうだ。数字と認識出来ない圧倒的な存在感になった。
当たったらものすごいことになるぞということは伝わってくる。
売り場でもこういう風に出したらいいんじゃないだろうか。
ただ10秒間見つめていると目が回るので、やっぱり3桁くらいで収めておいた方が良いのかもしれない。
値段表示のインパクトよ
家にガソリンスタンドの値段表示があるという面白さがたまらなかった。記念撮影するほどにだ。
大きく作ったのも良かった。あのサイズ感がもたらすインパクトが最高だった。
まだまだ活用方法があるかもしれない。ガソリンスタンドのポテンシャルを探っていきたい。