綜合警備保障株式会社(ALSOK)は、依頼に応じてALSOK隊員が駆け付ける有償サービスを利用できるネットワークカメラ「IP-C730」を6月1日より同社ウェブサイトで販売する。価格は4万4000円だが、5月31日まで15%オフの3万7400円で予約を受け付けている。
利用者から依頼することでALSOKの隊員が駆け付ける「駆けつけ依頼オプションサービス」の利用料は月額1100円で、1回あたり3300円の出動費が別途必要。ALSOKステッカー2枚も付属する。
IP-C730は株式会社リンクジャパン製で、Wi-Fiに対応するほか、約3カ月動作可能なバッテリー駆動により、設置時には配線工事が不要。IP65相当の防塵・防滴仕様で、屋内外両方で使用できる。
200万画素のセンサーを搭載し、1920×1080ピクセルの映像を本体スロットに挿入した最大128GBのmicroSDカード(別売り)に動体検知の動画が自動で記録される。録画データは悪用防止のため独自形式で、データを直接PCなどで読み込んでも再生できないという。
暗い場所では夜間は赤外線センサーを用いたナイトモードにより、モノクロ映像を録画できる。搭載する人感センサーでは、上述した動体検知時の録画に加え、スマートフォンアプリへ通知を送ることもできる。
リンクジャパンが提供するAndroid/iOS用アプリ「HomeLink」により、カメラの各種設定やリアルタイムの映像確認、録画内容の確認、カメラのマイクとスピーカーを通した通話などが行える。
充電用のポートはmicroUSBで、ACアダプターとケーブル、2種類の取付金具、および本体取付用の六角レンチが付属する。本体サイズは57.0×62.3×99.9mm(幅×奥行×高さ)。