AIアバターのスタートアップ「Alter」をGoogleが買収

GIGAZINE
2022年10月28日 11時28分
メモ



Twitterなどから支援を受けてきたAIアバターのスタートアップ「Alter」を、Googleが買収していたことが明らかになりました。Googleはこの買収を生かして、コンテンツの改善・強化を行う見込みです。

Google acquires Twitter-backed AI avatar startup Alter for $100 million | TechCrunch
https://techcrunch.com/2022/10/27/google-acquires-twitter-backed-ai-avatar-startup-alter-for-100-million-source-says/


ニュースサイト・TechCrunchによると、GoogleがAlterを買収したのは2022年8月頃とのことですが、Google、Alterともその事実を公表していませんでした。ただし、Alterの幹部の一部がビジネスSNS・LinkedInで、プロフィールの所属先を「Google」に変更していたとのこと。

TechCrunchに対し、Googleは買収の事実を認めたものの、買収金額は明らかにしませんでした。TechCrunchの情報筋によれば、買収金額は約1億ドル(約146億円)とみられます。

Alterはもともと、ゲームやアプリの開発者がアバターシステムを組み込むのに役立つプラグアンドプレイ技術を提供するプラットフォーム「Facemoji」として創業。この種のアバター技術のスタートアップとしては、2020年にRobloxに買収されたLoom.aiや、Epic Gamesに買収されたHyperSenseがありました。「Alter」に改称後、ベンチャーキャピタルのPlay Venturesが主導するラウンドで、TwitterやRoosh Venturesなどから300万ドル(約4億4000万円)の出資を受けていました。

Alter SDKはGitHubで公開されていましたが、APIキーの新規生成を停止して新規パートナーのサインアップを停止、既存のパートナーも2022年8月末をもってアクセスができなくなっていました。

AlterのCEだったRobin Raszka氏は、TwitterでTechCrunchの報道をリツイート。


また、プロフィール欄を「前職 Alter創業者(Googleが買収)」にしています。

r0b.eth(@robinraszka)さん / Twitter
https://twitter.com/robinraszka


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