ゲーム実況などで知られる人気ユーチューバーのゆゆうたさんが2022年5月17日、「ゆっくり茶番劇」の商標登録騒動でとばっちりを受け困惑していることを、ツイッターで報告した。
この騒動では、同人サークル作品の二次創作から派生した動画ジャンル「ゆっくり茶番劇」について、第3者のユーチューバー柚葉さんが商標登録したことに批判が集まり、柚葉さんの所属コミュニティなどが説明に追われる事態になった。
「僕がTwitterで暴れてるという声がたくさん耳に入ってきました」
ゆゆうたさんは、自分を名乗るツイッターの偽アカウントがこの騒動について勝手に情報発信していると、自らのツイッターにその画像を2つ投稿した。
画像を見ると、この偽アカは、騒動の経緯を説明して、「#柚葉を許すな」とハッシュタグを付けて投稿を呼びかけていた。
さらに、この騒動がテレビのワイドショーでも紹介されたと、いくつかのテレビ画面の画像を載せ、柚葉さんに対して卑猥な言葉も投げかけていた。
これに対し、ゆゆうたさんは、次のように自らのツイッターで困惑を示した。
「僕がTwitterで暴れてるという声がたくさん耳に入ってきました。僕とは一切関係のない偽物なのでご注意下さい!」
ちなみに、このツイートのアカウントは、ゆゆうたさんの本アカウントが一時凍結されたために作ったサブアカウントだ。ゆゆうたさんのユーチューブチャンネルから、リンクもされている。本アカについて、5月4日に1年半ぶりの凍結解除を報告したが、最近はサブアカでの投稿が多い。
なお、ゆゆうたさんは、商標登録騒動について無関心ではないようで、15日に「ゆゆうたも商標登録するかあ」とサブアカで投稿していた。
ゆゆうたさんの偽アカは、騒動について頻繁にツイートし、多数の「いいね」を集めた投稿もあった。その後、一部誤情報を流してゆゆうたさんに迷惑をかけたと謝罪し、元ゆゆうたとしてアカウント名を変更した。
偽アカには、ユーチューブチャンネルへのリンクも張られていたが、17日昼過ぎには、リンク先のチャンネルが削除されたうえで、「なりすましを禁じている YouTube ポリシーに違反していたため、このアカウントを停止しました」との表示になっていた。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)