エレコム株式会社は5月13日、災害対策やキャンプ、テレワーク時の電源などに活用できるランタン付きポータブルバッテリーの先行発売を、クラウドファンディングイト「Makuake」で開始した。Makuakeでの支援者向け価格は1万9900円~。
取っ手が付いた円筒状の製品で、54600mAhのセルを搭載。充電回数の目安としてiPhone 13を約11.4回、MacBook Airを約2.7回充電できるという。
上部のつまみを引き上げると蛇腹のランタンが現れ、明るさを4段階に調整できる。約300ルーメンの最大輝度では約25時間、約80ルーメンの最小輝度では約100時間使用可能としている。
バッテリーとしての出力用に、USB Type-Aポート×3と、合計最大65WのUSB PD対応Type-Cポート×2(片方は最大45Wの入力も可能)を搭載する。全ポート合計の最大出力は85W。
充電用にACアダプターが付属するほか、オプションとして出力105Wのソーラー充電器も発売される。ACアダプターでは約8時間、ソーラー充電器では約7時間(好条件下での理論値)でフル充電可能。また、45W以上のUSB PD対応充電器を利用した場合、約6時間でフル充電できる。
ソーラー充電器は、USB Type-Aポート×2(最大18W、12W)と、最大45WのUSB PD対応Type-Cポート×1を搭載し、本バッテリーの充電以外にも利用できる。
ポートのキャップなどを全て閉めた状態で、IP44準拠の防水性能を持つ。本体サイズは、ランタン収納時138×163mm(直径×高さ)。ランタン使用時の高さは243mm。重量は約1.7kg。ソーラー充電器は折りたたみ式で、サイズ(幅×奥行)は展開時1400×560mm、収納時560×400mm。
Makuakeでは、バッテリー単品、2台セット、ソーラー充電器セットなどの内容があり、それぞれ「超早割」~「Makuake特価」と人数限定で複数段階の価格設定がされており、支援した順番で価格が変わる仕組みとなっている。
一般販売の時期は未定とのことだが、一般販売時の価格は2万9800円を予定しているという。
[embedded content]