推し活(特定の好きなヒト・モノを応援する活動)に勤しむ友人が、Twitterの画像編集画面上で推しを撫でているという。
ステッカーを使用して「バーチャルよしよし」をするらしい。思いのほか心が満たされるとのことだ。
これ、愛するペットのこともよしよしできるんじゃないか。いつでもどこでも、なで放題なんじゃないか。やってみよう。
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犬飼いあるある:出先で急に犬に会いたくなる
「そもそも自宅に犬がいるなら帰ってからふれあえばいいじゃん」という意見もあるかもしれない。それはそう。
でもね、外出中に突然に撫でたくなるときがくるんです。
同じく犬や猫ちゃんと暮らしている人と話していると、ふいに「あ~
【ペットの名前】に会いたい」と言い出す瞬間がある。そして筆者も言うことがある。
我が家では留守中にも様子が確認できるようペットカメラを設置しているが、常にカメラの前にいてくれるとは限らないし、触ることはできない。
帰ったら飽きるほどなでくりまわすのは言うまでもないが、瞬間的に訪れる犬と接触したいという欲求がすぐに解決できるかもしれないというのは大きな希望の光だ。
バーチャルよしよしを侮ってはいけない
以下、具体的に画像をよしよしする手順を紹介したい。
以上。
あの……ちょっとなにやってるかわからないとお思いかもしれませんが、想像以上に癒されます。
ヒトや動物とふれあうと幸せを感じるホルモン・オキシトシンが分泌されると聞いたことがある。今これ、オキシトシン出ているんじゃないか。
単純に画像を開き、指を浮かせてなでるふりをするのとわけが違う。
感触こそないものの、まぎれもなく今この瞬間、犬をなでているな、という気持ちになれる。
画像に合わせて手を小さくできるからだろうか。
いまは会えないちいさいおともだちを愛でることも
このバーチャルよしよしのすばらしいところはなかなか会うことのできない子たちともふれあうことができる点だ。
お気づきかもしれませんが、今回は30%くらいうちの子たち自慢をしたいという気持ちがあります。みんなかわいいね……
もういなくなってしまった子をなでたとき、ちょっとだけ涙が出そうになった。写真を見返すだけじゃ得られない満足感が確かにあったのだ。
なかなか会うことのできない実家のペットやお孫さん、もうなでなでするには大きくなってしまったお子さんの小さい頃の写真。騙されたと思って一回よしよししてみてほしい。ちょっとだけ口角があがるはずです。