【実録】コストコかと思ったら『コスコ』だった / しかも「おたのしみ袋」まで売っていた

ロケットニュース24

岡山県にはコストコならぬ「ドドスコ」がある──。そんなウソのような本当の話を、当サイトの亀沢が以前の記事でご紹介している。まあ、コストコ会員である私、P.K.サンジュンにとっては「さほど縁がない話」だと思っていた……のだが。

つい先日 “アホの上司” ことYoshioが、今度は『コスコ』を発見したというではないか。まだ本格的な暑さには至っていないというのに、早くも頭をやられてしまったか? とりあえずは大人しくYoshioの話を聞いてみることにした。

・長野県に出かけたら


Yoshio:「ねえねえ、この前長野に行ったらコストコじゃなくて『コスコ』があったんだよ! コストコじゃないよ、『コスコ』だよ!!」

サンジュン:「あれでしょ? 英語でコストコ(COSTCO)を発音したら “コスコ”っていうどうしようもないジョークでしょ? 要するに長野にコストコがあったんでしょ?

Yoshio:「違うわ! 本当にコスコだったんだよ!! しかもコストコの商品だけじゃなくてイケアの商品も売ってたんだよ! なんならコスコなのに “おたのしみ袋” まで売ってたんだから」

サンジュン:「ちょっと情報が多いな。順番に話を聞きましょう」


・偶然発見

Yoshioが言うには、家族で長野県に出かけたときのこと。車で走っていると偶然にも「コストコ直送販売」と書かれたのぼりを発見したらしい。気になって引き返した結果、そのお店の名前が『コスコ』だったというのだ。

証拠の写真を見てみると、確かに「コストコ直送販売」と『コスコ』の文字が確認できる。そうか、これはドドスコと同じノリの「コストコ商品の転売店」というワケだな? これにて一件落着……と思ったが「イケア」「ドラッグストア」「おたのしみ袋」って何なんだ?

Yoshio:「そう、それなんだよね。俺も驚いちゃった。コストコの商品コーナーもあったんだけど、イケアの雑貨コーナーもあってさ。まあ規模はそんなに大きくないんだけど、コストコの商品もイケアの商品も売ってるコスコ最強じゃない?」

ふむ。確かにいいかもしれない。結論としては「長野県にコストコとイケアの再販店がある」ということでいいだろうか? ありがとう、Yoshio。さよなら、Yoshio。またネタがあったらよろしくお願いします。

Yoshio:「待て待て待て。そうじゃないんだよ。確かにコスコでコストコとイケアの商品を発見したけど、なんか普通にドラッグストアだったんだよね。むしろドラッグストアがメインというか……結局、コスコって何なの?


いや、知らんがな。

・長野の人に聞いてみた

むしろ聞きたいのはこっちであるが、こうなったら調べてみようじゃないか。長野県のことは長野県の人に聞くことが1番! というわけで、姉妹サイトPouchの長野県出身「あん すず」に「コスコって知ってる?」と聞いてみることにした。すると……。

あん すず「もちろん知ってますよ。え、コスコって全国区じゃないんですか? コスコは生まれたときからあった “ちょっとお洒落なドラッグストア” って感じですね。ただ昔はコストコの商品なんて置いてませんでしたよ。もちろんイケアも」

知ってた──。やるではないか、コスコ。ただ、あん すずにとっては「コストコ」や「イケア」というより “純粋なドラッグストア” としてのイメージが強いらしく、それらの商品の取り扱いを始めたのもここ数年だそうだ。

あん すず「お母さんが “コスコでコストコの商品が買えるようになったのよ” ってドヤってましたね。長野にはコストコが無くて、近くても富山か名古屋、エリアによっては東京まで出た方が早いんですよ。ちなみに成城石井の商品も売ってるって聞きました」

なんと欲張りなドラッグストアであろうか。コストコとイケアのみならず、成城石井の商品まで扱っているとは。ただし、それでもコスコの基本形はドラッグストアであり「コストコの商品も買える」程度のイメージらしい。……なるほど。

ちなみに『コスコ』のホームページによれば、平成元年に営業開始したコスコは松本市発祥の地域密着型ドラッグストアである。現在は長野県内に12店舗を展開し、コストコの商品はざっと1.8倍くらいの価格設定だろうか。年会費や交通費、手間を考えればそんなもの……なのかもしれない。

・おたのしみ袋がヤバい

最後にYoshioがコスコで購入してきたという「おたのしみ袋(2000円)」の中身をご紹介してこの記事を終わりにしよう。コストコ商品が入っているのかな? それともドラッグストア系の商品なのか? ワクワクしながら開封してみると……。


玩具 × 8


コスコ、よくわからねぇ。


──完──


参考リンク:ドラッグココス公式サイト
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

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