プレイヤー含め、アルバムなんです。
ガジェットコーディネーターYeし岡(吉岡)が持っている謎の物体。実はこれ、音楽プレイヤーでありながら、アーティスト、カニエ・ウェスト改め、“Ye”の最新アルバム『Donda 2』を聴くことができる唯一のデバイスなんです。その名も、STEM PLAYER。
STEMとは?
STEMとは、ボーカル・ドラム・ベース・ギター・シンセサイザなど、曲を要素ごとに分解したデータのこと。
STEM PLAYERには放射状に4つの線(溝)が引かれていますが、それぞれにSTEMデータを割り当てられています。よって、ボーカルの音を上げたり、ドラムの音量を下げたりと、線をなぞることでSTEMデータごとにコントロールすることができるんです。
スペック・ファーストインプレッション
本体にはスピーカー、イヤホンジャックとUSB-Cの差し込み口が搭載。『Donda 2』は、このUSB-Cを使って公式サイトからダウンロードしていきます。容量は8GB。また、曲作りの人間にはうれしい、MIDIコントローラーとしても活用が可能です。
そしてこのプレイヤー、とにかく握り心地が気持ちいいんだとか。手の収まり具合やぷにっとした素材が、Yeし岡さんにはお気に入りのようです。
実際にいじってみる
カニエのアルバムの詳細は実際に購入してお楽しみいただくとして、今回は編集部で用意したSTEMデータで遊んでいきます。
触れてスライドするだけで、それぞれの要素がコントロール可能。簡単な操作性がやみつきになります。
また、中央の再生・一時停止ボタンも、テープストップのヒュンとした音のようにピッチが下がる仕様で、細かいギミックにテンションが上がります。
ただし、スピーカーの音質はイマイチ。イヤフォンやBluetoothにつなげて楽しむのが良さそうです。
他にも任意の小節をループできたり、スピードを変えたり、逆再生をしたり、エフェクトをかけたりと、DTMのように実験的な使い方をしても面白そう。点滅するライトも、お好みの色に調整ができます。
まとめ
懐かしのiPod shuffleを彷彿とさせる操作感で、カニエの世界観を堪能しつつ、さらにDTMのようにそれ以外の楽しみ方もできる、STEM PLAYER。
これは、単にアルバムを聴くためだけのツールとしてはもったいないほどに、音楽プレイヤーとして十分成立していると言えるガジェットではないでしょうか。
ぜひ、動画でより詳しい操作感をチェックしてみてください!
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