水遊びの相棒!
Sea to Summitは、その名の通り海から山頂まで、あらゆるシーンで使えるギアを揃えるオーストラリアのアウトドアメーカー。個人的にも激推しのメーカーで、テントやマット、ピロー、ライナーはSea to Summitで揃えてます。信頼度激高ですとも。
で、アウトドアといえばタオルは必須中の必須。手を拭くにも汚れを払うにも暖を取るにも、何にでも使えますね。アウトドア向けのタオルは速乾性を重視したものもあって、キャンプや夏フェスにも便利なんです。
すぐ乾く魔法のタオル
Sea to Summitの「ドライライトタオル」も、そんな速乾タオルのひとつ。メッシュの収納バッグが付属し、濡れたまま収納しても乾かすことが可能です。なんと自重の3倍もの水を吸収できるんだとか。サイズはXS〜XXLの6サイズがラインナップ。
今回はXLをチョイス。75×150cmで、バスタオルくらいですかね。重量は230gなので、スペック的には約600gもの水を吸えるってことに。え、ほぼ水筒一本分じゃん…!
手触りはなめらかなスエード調。素材はリサイクルポリエステル80%、ポリアミド20%。いわゆるマイクロファイバータオルになりますが、一般的なコットンのタオルと比べると不思議な手触り。
僕もこの手の速乾タオルは何枚か持ってますが、ほんとに便利ですよ。小さいサイズでも吸水性が高いので、たとえばハイキング後に温泉に入る時も、速乾タオルがあれば大きなタオルがなくとも全身を拭ききれます。ハンドタオルとフェイスタオルの2サイズを用意しておけばさらに完璧。
どれくらいで乾くの? 手ぬぐいと比較
にしても、速乾タオルってどらくらいで乾くのか、わたし気になります。さらにいえば銀イオン抗菌加工済みなら消臭性能も気になります。よし、試そう。
せっかく多摩川まで来たので、タオルを直に多摩川に浸して、どれくらいの時間で乾くのか検証してみます。実際はこんなにダイレクトに水に付けるケースは少ないと思いますが…。
びちゃぁ…!
比較として、綿の手ぬぐいも同様に濡らして陰干し。どちらも手で絞ったりせず、タオルを3回振って水を飛ばしたのみです。ここからしばらく放置して、乾燥具合や臭いの有無を確かめます。
One hour later……。
さて、1時間経ったのでタオルを触ってみたところ、明らかな違いが。「ドライライトタオル」は、ほとんど濡れた感触が無い! 一方の手ぬぐいは、まだまだ生乾きでした。当日は風が強かったため乾燥の時間も早まったと思いますが、「ドライライトタオル」はもうタオルとして使えるレベルで乾いてましたね。
気になる臭いについては……綿のタオルからは柔軟剤の香りがしました(比較検証にならないという凡ミス)。一方「ドライライトタオル」からは、新品の生地の香りがしました。川の水で濡れた手がちと臭かったのを加味すると、防臭性も期待してよさげ。汗を拭いたりすればもっと違いが出たかなぁ
アウトドア派でない人でも、速乾タオルは1枚と言わず何枚か持ってて損はないですよ。もうすぐ梅雨時期ですし、雨対策に1枚持っておけば何かと心強い。銭湯が好きな人なら、普段のバスタオルをワンサイズ小さい速乾タオルに置き換えることも。宇宙をヒッチハイクする時もタオルは活躍すると聞きますからね。
Source: Amazon
Photos: ヤマダユウス型