イーロン・マスク氏が約440億ドル(約5兆6000億円)でTwitterを買収することをどう思うかを問うTwitter投票で、肯定的な票がおよそ8割を占めていることが分かった。
この投票は、BBCなどでコメンテーターを務めるMatthew Stadlen氏が個人のTwitterアカウント上で行ったもの。同氏はイーロン・マスク氏によるTwitterの買収に否定的な立場を取っており、Twitter上でも挑発的な言動を繰り返しているが、自説を補強する一環として行ったとみられる今回の投票では、日本時間4月26日19時の時点で「よいと思う(a good thing)」が72.4%、「よくないと思う(a bad thing)」が8.9%と、肯定的な投票が圧倒的多数を占めるなど、同氏が目論んでいたであろう内容とは真逆の結果になっている。広く告知された投票ではないため偏りは少なからずあるだろうが、投票数は2万票強と、同氏がほかに実施している投票と大差はなく、買収に肯定的なユーザーがこの投票のために特別に動員された可能性は低そうだ。