こちらは、小売業界の最前線を伝えるメディア「モダンリテール[日本版]」の記事です
※モダンリテール[日本版]は、DIGIDAY[日本版]内のバーティカルサイトとなります
MRブリーフィングは、変動の激しい小売業界が直面する課題やトレンドについて、モダンリテールが注目しているニュースをご紹介します。
カミソリD2Cのハリーズ、顧客に刺さるマーケティングミックス戦略
デジタルネイティブなスタートアップ企業が年を重ね、従来のブランドにより近くなるにつれ、そのマーケティングミックスは進化している。男性用カミソリのD2Cブランドであるハリーズ(Harry’s)は現在、共同CEOのジェフ・レイダー氏によると、テレビからポッドキャストまで、15以上の異なるチャネルで広告を出している。
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「我々は、常に新しいチャネルを試している。これはもっとも楽しいことのひとつだ」と、レイダー氏は語った。
ハリーズにとって、動画広告はますます重要な分野になっているが、同社には、何が効果的かを見極めるための公式がある。まず、Instagram、TikTok、Twitterなどのソーシャルチャネルで短い動画をテストする。「そこでうまくいけば、YouTubeやストリーミングTVなど、人々が生活のなかでコンテンツを消費したいと思うような100の場所で、うまくいくと考えている」と同氏は語った。
筆者はレイダー氏に、過去1年間のFacebook広告の変動が、ハリーズにどのような影響を与えたかを尋ねた。同氏は、ハリーズがFacebookやインスタグラムで成功を収めることができたのは、「顧客にとって、そのプラットフォームがネイティブだと感じられる方法で顧客と関わってきたから」だという。
しかし、最終的にレイダー氏は、「我々にとって、Facebookは数あるチャネルのひとつであり、過度に依存していなかったことを考えると、我々のビジネスにはまったく影響を及ぼしていないのだと思われる。しかし、昨年から状況は変化し続けているため、革新を続けなければならないと認識している」とも述べた。
ーー[原文:Breaking down Harry’s marketing mix]Anna Hensel(翻訳・編集:戸田美子)
MR Newsレビュー
速報系ニュースを振り返る「MR Newsレビュー」。今回は3月25日(金)〜3月31日(木)にモダンリテール[日本版]のTwitterでご紹介したニュースをまとめました。
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Edited by 戸田美子