こんばんは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。
参議院予算委員会も終盤戦ですが、ロシア侵略を受けてエネルギー問題が大きな争点になりつつあります。
金融やエネルギーが一時的に不安定となったとしても民主国家では譲れないものがある。ロシアと支援国の制裁後に経済を安定される知恵を絞るのが、政治の役割です。先ずはエネルギー危機に対処する為に原発再始動の議論を急ぐべき、維新の会国会議員団の皆さん、政府を動かしましょう。 https://t.co/HmE2oyH7PO
— 松井一郎(大阪市長) (@gogoichiro) March 8, 2022
短期的には高効率の石炭火力や原子力発電をフル活用しなくては、少なくとも価格高騰に機動的な対処をすることは極めて困難でしょう。
しかし、原発再稼働というオプションに対しては、未だに政府の対応は逃げ腰・玉虫色な印象を受けます。
予算委員会、終了。残念ながら原発再稼働もトリガー条項凍結解除も甲状腺検査見直しもゼロ回答。前向き答弁は所得税法改正のみ…。ガソリン減税はいずれにせよ追い込まれてやると見ているが、エネルギーについてこんな逃げ腰では不安しかない。電力逼迫と価格高騰は目の前に。https://t.co/7u2hxLanm4
— 音喜多 駿(日本維新の会 政調会長・参議院議員) (@otokita) March 9, 2022
昨日もTweetしましたが、経産大臣は「原子力も含めたエネルギーの多角化」という教科書的な答弁こそするものの、遅々として審査や施設整備が進まない各地の原発について、具体的な支援に動く気配はありません。
参院予算委員会。立憲民主党議員は福島の処理水放出、原発再稼働に強く反対する質問を展開。今朝の「赤旗」でも、私の昨日の原発再稼働質疑が叩かれていた模様(苦笑)。彼らが対案として出しているタンク増設保管や再エネ投資は果たして「対案」と言えるのか。参院選に向けても重要な争点になる。
— 音喜多 駿(日本維新の会 政調会長・参議院議員) (@otokita) March 10, 2022
一方で立憲民主党・共産党は原子力の再稼働にも、原発処理水の海洋放出にも強く反対の立場。しかし再エネや技術革新への投資は誰も否定しないものの、それは短期の対案となりえるのでしょうか?
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もちろん痛ましい福島第一原発事故を受けて、少なくない国民が原発の再稼働には不安や懸念を感じているのは事実。だからこそ、政治が責任を持って対応と決断をしなければなりません。
我が国の政治はこれまでも、大きな抵抗・ハレーションが起こる意思決定を避け続けてきましたが、この危機においてもやはりその宿痾から逃れられていないように思います。
自民党はどこまで本気で踏み込むのか。政府与党はいま、リスクをとった対応を避けたいように見える。その皺寄せは結局、国民に向かうのですが…。 / 自民 議員連盟 原発の再稼働求める決議 原油高騰の長期化懸念 (NHKニュース) #NewsPicks https://t.co/hTvdzd2o27
— 音喜多 駿(日本維新の会 政調会長・参議院議員) (@otokita) March 10, 2022
与党内にも、あくまで一部ですが新たな動きも出てきているようです。
まずは電力逼迫が予想される今夏の前に具体的なアクションにつなげていけるよう、引き続き国会から提案を続けていきます。
それでは、また明日。
音喜多駿/おときたしゅん
参議院議員(東京都選挙区) 38歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。 三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会) ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)」
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