中国の月面探査機、今度は月の裏側で小さなガラス玉を複数個発見する

GIZMODO

中は曇っていて半透明なんですって。

先日、月の裏側でウサギ型の岩石を見つけた中国の月面探査機「玉兔2号」が、今度は丸いガラス玉を発見しました。

火山噴火と隕石衝突で地表に転がった?

サイズは25mm前後とのこと。発見場所の近くには比較的新しいクレーターがあるのですが、ガラス玉は昔々に噴火で出来上がり、それが隕石衝突の衝撃で掘り起こされ、その際の熱で球状に固まったのではないか? と考えられています。

ガラス玉の中には、生成の原因が分かる物質が閉じ込められていると思われるので、何とか地球に持ち帰りたいところです。

月の表側で発見されたことも

面白いのは、アポロ16号の任務でも月の表側でもうチョイ大きなガラス玉が見つかっていたという点。それが裏側にもあるのは大発見なのです。月に植民地を作るなら、ガラスが入手できる可能性も高まります。もしマンガ『Dr.STONE』が現実だったら、「そそるぜこれは!」って言いそうですよね。

「玉兔2号」の任務期間は3カ月の想定でしたが、今ではそれを超えて延長戦に入っています。まだまだイケそうなら、面白い発見があるかもしれませんね。

Source: Twitter, EurekAlert!, INTERESTING ENGINEERING

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