ここ2週間ほどお茶の間を熱狂させた北京五輪がまもなく終わろうとしている。高梨沙羅選手のスーツ違反問題、羽生結弦選手の4回転アクセル挑戦、平野歩夢選手の金メダル……などなど、テレビの前で一喜一憂して濃厚な時間を過ごした人も多いことだろう。
選手たちは多くの感動を与えてくれたが、その裏側でグイグイと人気上昇中なのが北京五輪マスコット。つい先日、中身がオッサンかもしれないとちょっとした騒ぎになった冰墩墩（ビンドゥンドゥン）がそうである。
・ビンドゥンドゥンについて
ビンドゥンドゥンは見た目そのままパンダのマスコットで、宇宙飛行士のスーツを模した氷でできた “シェル” を装着しているのが特徴だ。
顔の周りの明るい光の輪で、氷と雪のスポーツトラックの最新の高度なテクノロジーを表現。また、左手のひらにあるハートは、冬季オリンピック出場選手や観客に対する中国のおもてなしの気持ちを表しているそうな。
人気の理由はとにかく可愛いこと。小林陵侑選手がラージヒルのセレモニーでウエアとゼッケンの間にビンドゥンドゥンを挟んで話題になったように、その可愛さにメロメロになる人が増えている。いまやビンドゥンドゥングッズは3月まで発送がズレこむほどの人気ぶり！
・編集部メンバーにイラストをお願いしてみた
さて、これだけ話題になっているのだ。きっとビンドゥンドゥンは多くの人の頭の中に刷り込まれているはず……ということで、当編集部のメンバーたちに「記憶だけを頼りに北京五輪のマスコットを描いて」とお願いしてみた。
まずは漫画家としての顔も持つ編集長のGO羽鳥から。「了解よ！」と自信をのぞかせ、軽快なタッチでスラスラと描いていく。そしてものの数分で完成したのがこちら！
パンダだけでなく、宇宙船をサササッ〜と描けてしまうところがさすがプロ。シェルもしっかり備えているあたり、それとなくビンドゥンドゥンのことが頭の中に入っているのがうかがえる。やるなぁ〜！
続いては記事内で独特なイラストをしばしば披露する砂子間記者。ある意味、今回の大本命だが……
さすが……
期待を裏切らない男である
パンダと言われても分からない謎の生き物がそこにいた。手に持っているのは旗なのか……ていうか、そもそも目と鼻と口のバランスも絶妙に怖い。頼んでおきながらなんだが、どこか人面犬のような感じもするし地球へ侵略してきそうだ。
気を取り直してサンジュン記者にイラストを頼んでみた。最初から自信なさそうだったものの、いざペンを走らせるとスラスラ。そして出来上がったのがこちら！
何も言えねぇ……。パンダで押し通せなくもないが、どこか狂気を感じるマスコットになっているのは気のせいだろうか。
お次は北京五輪をほぼ見ておらず、五輪関連のニュースも見ていない中澤記者。北京のマスコットだから北京ダックですか？ そう言ってるあたり、事故りそうな気配がプンプン。頭を抱えながら描いたのが……
『鬼滅の刃』の伊之助？
……かのように見えるも、目を凝らしたら笹を持ったパンダであった。マスコットがまったく分からないながら、かなり健闘していると言える。
続いては御花畑記者。「マスコットはパンダだったと思う」と自信なさげな様子だったが、描いたのはパンダ！
そこはかとなくパリピみたいなパンダになりつつあるも、マスコットといえばマスコットらしいかな。まだまだいこう！
迷いなくイラストを描き始めたのは亀沢記者だ。これは期待できるか!?
ふむ……
キラキラしていてファンシーなマスコットの一丁あがり。それにしても、ここまで全員が「マスコット＝パンダ」で一致しているとは。やはりパンダのインパクトって強いんだなぁ〜。
んでもって、意外（？）と健闘を見せたのがアホの上司のYoshio。マジで描けちゃうよ？ と自信しかなく、実際に描いてみると……おぉぉ！
一番 “っぽい” かも！ 聞けば前日「ビンドゥンドゥン」のことが気になって気になって仕方なかったらしく、画像を見てじっくり研究してたのだそうな。どんな1日だよと思ったのはさておいて……
なんと佐藤記者もYoshioと同じくビンドゥンドゥンに注目していたという。ニュースでビンドゥンドゥンが映るたびに凝視していて、頭の中でイメージは完全にあるらしいから期待した……が！
上手に描けないとのことで……
ドラえもんのパチモンみたいになった
あと数日で終わってしまう北京五輪。残された競技は少ないが、ビンドゥンドゥンの人気はこれからさらに加速しそうだけに注目してみてはどうだろう。あなたもその可愛さの虜になるかも!?
