スーパーボウル観戦チケットが空前の平均100万円超え

GIZMODO

だれが買うんよ。

日曜(日本では月曜)ロサンゼルスで開かれる第56回NFL王位決定戦「スーパーボウル」は、地元LAの強豪ラムズと、奇跡の逆転で33年ぶりの出場を果たしたシンシナティ・ベンガルズの対決となりましたね!

ともにクオーターバック(QB)はドラフト全体1位指名の名将とあって、NFL史上初の全体1位指名対決も見逃せませんし、会場は最新設備を備えたSoFiスタジアムで、LAラムズの本拠とあってはさらに見逃せません。

地元チームを応援したいLAっ子、目の黒いうちに悲願の優勝を見届けたいベンガルズファンが狂ったようにチケットを買い求め、2月頭には平均相場が1万ドル(約116万円)を軽~く超えてしまいました

一番安い席でも50万円くらいする

ご覧のように、座席表を見ても、買えるところが…ない!

一番安い席でも5300ドル(約61万5000円)しますし、VIP席にいたっては100,000ドル(約1160万円)。24人入る特等ボックスが906,000ドル(1億円超)というわけのわからない数字になっています。転売市場でも平均1人9,086ドル(約106万円)。こんな高値はNFL始まって以来です

これにはベンガルズ元スター選手のチャド・ジョンソンもびっくりだったみたいで、「いくらダイハードなファンでも、これはさすがに応援にこれねえだろ」とツイートしていますよ。

開催1週間前を切ると相場は落ち着くのが通例ですが、木曜になっても最安4100ドル(約48万円)で、一向に鎮まる気配もありません。

3年前アトランタ郊外で開かれたロサンゼルス・ラムズ対ニューイングランド・パトリオットの観戦チケットは2,900~4,300ドルだったことを考えると異常ですよね。LAという土地柄なのか、コロナで遊興費たまりまくりの反動なのか…。

駐車場も5000ドル

気をつけなければならないのは、表示プライスは手数料・税抜きだってこと。それも含めたらプラス1~2割は最低でも必要です。

チケットで貯金使い果たしてしまった人は当日電車バス徒歩でスタジアムに這ってでも行く感じかと思うんですが、まあ、アメリカは車社会なので、ふつうは車で行きますよね。で、それを見越して、スタジアム周辺の駐車場も軒並み5000ドル(約58万円)のボッタクリプライスになってるんだそうでして、なんか、よく考えてみたら最安入場チケットより車停めるほうが高いわ~というおかしな具合になっています。

第56回スーパーボウルは日本時間14日8:30AMキックオフ。

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