大学入学共通テストの「世界史」の試験内容が試験中に外部に流出した問題で、関与した受験生とみられる19歳の女性が香川県警に出頭したことがわかった。
警視庁は捜査員を派遣するなどして本人かどうか確認をすすめることにしている。捜査関係者によると、女性(19)は母親に相談したうえで出頭してきたという。
この問題は15日に実施された実施された共通テストの「世界史」の問題内容が試験中に外部に流出したも。東京大学の学生2人は家庭教師紹介サイトを接触のあった女子高校生を名乗る人物からSNSを通じて「世界史」の問題を受け取り、解答を送り返した。
警視庁は、大学生らから事情を聞くとともに、家庭教師の紹介サイトからメールアドレスなどの提供を受け人物の特定を進めていた。今後、警視庁は捜査員を派遣するなどして本人かどうか確認をすすめることにしている。(ANNニュース)