すわ合流か、などとマスコミの一部にどよめきが走ったようだが、今はそんなに慌てることはないだろう。
まずは、国民民主党の国会議員と都民ファーストの都議会議員等の間の勉強会なり関係省庁共同ヒヤリングなどを通じて国民民主党と都民ファーストの連携強化と相互研鑽体制の確立のための動きを進められるくらいでいい。
国政が様々な課題を抱えていることは既に公知の事実であるが、地方行政も同じように様々な課題を抱えている。
今は、国会と地方議会が協働して何らかの解決策を見出してくれることが期待される時代になっている。
既に維新はその第一歩を踏み出しているように見えるが、国民民主党と都民ファーストが維新と同様に国政と地方行政の双方に跨って問題意識を共有し、互いに切磋琢磨することは決して悪いことではない。
お互いの足りないところを互いに補い合えるような関係になることが重要である。
決して平坦な道のりだとは思わないが、とにかく空理空論に走らないで、地道に、協働の実績づくりに勤しみ始めているように見えることはいいことである。