国軍によるクーデターで拘束されたミャンマーのアウン・サン・スー・チー氏に対し、一連の裁判で2度目の判決となる禁錮4年が言い渡された。
関係者によると、首都ネピドーにある特別法廷は10日、スー・チー氏に対し、無線機を違法に輸入した罪や新型コロナウイルスの対策規定に違反した罪であわせて禁錮4年の判決を言い渡した。スー・チー氏は、去年12月にも別の罪で禁錮2年の判決を言い渡されていて、今回の判決は、一連の裁判で2度目となる。
現在も国軍の監視下にあるスー・チー氏は、他にも汚職防止法違反など、複数の容疑で訴追されており、今後の判決で刑期がさらに加算されることで服役期間が長期化する可能性も指摘されている。(ANNニュース)