こんばんは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。
先日、生田よしかつさんのネット番組に出演した際に、東京・関東における「身を切る改革」の肌感をお話したところ、一部で激しい議論の呼び水になりました(汗)。
一応補足しておきますと、この後に続くやりとりで「身を切る改革」になぜそれでも意義があるのか?という話しをしています。大阪と東京で受け止めが違うことは事実だと思いますが、私は身を切る改革を否定しているわけではありませんし、約束は当然のことながらしっかり守ります。 https://t.co/zrCWbx6VQl
— 音喜多 駿(参議院議員 / 日本維新の会・東京都選出) (@otokita) December 24, 2021
上のTweetや過去ブログに書いたことがほぼすべてではありますが、「身を切る改革」の意義については埼玉維新・幹事長の津田まさのり上尾市議が端的にまとめて下さっています。
身を切ることのメリットは「役所の職員に本気度が伝わりやすい」ということ。
この夏に熱海市へ50万円寄付したことが庁内で噂になったらしく、それ以降は、その場しのぎ的な応対が減り、明らかに職員さんの態度が変わった。それは『本気で市議をする人の少なさ』の裏返しでもあると思う。 https://t.co/Z8mpLQM6Jv
— 津田まさのり 上尾市 日本維新の会 ἳb (津田賢伯) (@chief_eni_2013) December 24, 2021
関東「身を切る改革」まとめ
・選挙公約に掲げても有利に働かない(ちゃんと貰ってしっかり働けと諭される)
・収入減の約束なので躍進便乗組を遠ざけることができる。反面、主要都市以外の専業者は活動資金がショートする
・役所職員との関係構築で効果を発揮するので、議員の仕事が捗る。(経験則) https://t.co/l52L8rju2e— 津田まさのり 上尾市 日本維新の会 ἳb (津田賢伯) (@chief_eni_2013) December 24, 2021
一つには「政治・政治家のあり方を変える」という覚悟を端的に示すもので、気合い的な精神論の意味合いもあると思います。
しかしそれが「単なる精神論おつww」と馬鹿にできるかと言えばそうではなくて、私も津田議員と同様、こうした口だけではない「本気度」が行政や政策を動かすことはあると実感しています。
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そもそも議員報酬の多寡というのは複雑な要素が絡み合っていて、「身を切る改革」を断行すれば薄給すぎて良い人材が集まらないという反面、お金目当てで議員になろうという人を一定程度は回避することができます。
議員自体の給料を上げたほうが政界自体に良い人材が集まるという指摘はもっともである一方、議員報酬・歳費が次の選挙のために使われているという実態の中ではますます現職ばかりが強くなり、逆に新人の参入障壁が高くなるという副作用も起きます。
なかなか難しいのです。
ただここでも実感として言えるのは、国会議員の給与については歳費2割カット・ボーナス3割を自主カットしていても、決して裕福な暮らしはできないものの、都内で子育てをしながら生活を維持できるので私は十分かなあと思っています(貯蓄までしようと思えば、パートナーの収入が頼りになりますが)。
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かけ橋日記last57
今日からはカウントダウン方式で綴っていきます!今日は早速日本維新の会合同街宣へ!
最後はヒョウ(票)が降ってくる縁起の良い一日!https://t.co/p3drV8SKwS— おくざわ高広@日本維新の会から町田市挑戦(まちだしちょうせん) (@bobzawa5751) December 25, 2021
町田市長選挙に維新公認で挑戦予定のおくざわさんは、「政治に信頼を取り戻す」という観点から、わかりやすい一つの指標として身を切る改革を掲げています。
昭和の慣習でずっと残っている首長の4年毎の退職金は有権者感覚では意味不明であり、これについては全面的に廃止が私も望ましいと思います。
いずれにしても、「身を切る改革」は大前提・出発地点であって、その先に何を成すかも重要。
東京・関東でも皆さまの期待に応える実績が出せるよう、全力で邁進をしていきます。
それでは、また明日。
音喜多駿/おときたしゅん
参議院議員(東京都選挙区) 38歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。 三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会) ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)」
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