冷蔵庫や収納棚のスペースは限られているので、収納したい物だけではなく、その収納したい物を入れる容器のスペースも考慮する必要があります。しかし、食材などは消費したり追加したりすることで量が変化しがち。スタジオ・エヌの「Puzzle Lock(パズルロック)」は密閉容器でありながら、内容量に応じてサイズを調整することが可能とのことで、「冷蔵庫や棚の収納にお役立ちなのでは?」と思い、実際に使って確かめてみました。
Puzzle Lock(パズルロック)|株式会社 スタジオ・エヌ
http://www.studio-n.co.jp/puzzlelock.html
Puzzle Lockの化粧箱はこんな感じ。SサイズとMサイズ1つずつがセットになっています。
中身はPuzzle Lock2種と使用方法の説明シート。
2つの容器はフタ部分と底部がかみ合うようになっており、重ねてから軽くひねることで固定してつなげることができます。
Sサイズは容量が370ml~570ml、Mサイズは容量が550ml~950mlです。
フタには空気穴とエアーキャップがついていました。フタの外径はおよそ10.1cm。
フタを外したところ。容器の形状は円筒形です。
容器は二重構造で、外側の筒に丸い爪が、内側の容器にジグザグラインがついています。丸い爪をジグザグラインに沿わせて動かすことで、以下のSサイズは3段階、Mサイズであれば5段階で大きさを調整できます。
実際にSサイズのPuzzle Lockの大きさを調整するところが以下。エアーキャップを開けて本体の上下をつかみ、ジグザグラインに沿って外側の筒を上下に動かすだけ。筒の動きはなめらかで、どこかに引っかかったりガバガバだったりすることはありませんでした。
中身の容量を調節可能な密閉容器「Puzzle Lock」の高さを調整するところ – YouTube
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容器を変えずにサイズを調整できるのはかなりのメリットと感じました。例えば、Puzzle LockのMサイズに収納したお菓子をついついポリポリと食べてしまうと、当然のことながら内容量は減ってしまいます。
しかし、内容量が減った分だけ、Puzzle Lockの大きさも変更することができます。食材や料理などを容器で保存する際に、「内容量が減ったら別の容器に移し替えて……」という作業が必要なくなるのは大きなポイントです。
また、内側の容器にはゴムパッキンがついており、外側の筒と内側の容器で隙間が生まれないようになっています。
さらにフタの内側にもゴムパッキンがあります。
中に水を入れてひっくり返してみましたが、どこからも水が漏れている様子はありませんでした。「サイズ調整の仕組み上、Puzzle Lockだとシチューやスープなどの汁物の保存は難しいのでは?」と思っていましたが、ゴムパッキンのおかげで密閉性能は十分保証されています。
Puzzle Lockは簡単にバラバラにできるので、容器の洗浄も簡単。また、耐熱温度100℃・耐冷温度20℃で、電子レンジや冷凍庫でも使うことができ、食器洗い乾燥機でも洗うことができます。
Puzzle LockはAmazon.co.jpでSサイズとMサイズのセットが購入可能。価格は記事作成時点で税込2860円です。
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