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「テレビがない自室やお風呂でも放送中の番組を見たい」「外出先でもリアルタイムでドラマを視聴したい」「通勤・通学途中で録画した番組を見たい」というわがままな要望を満たしてくれるのが、地上デジタル放送&衛星デジタル放送(BS・110度CS)のチューナーとHDDを内蔵したネットワークレコーダー&メディアストレージ「nasne(ナスネ)」です。
最大2TBのストレージを内蔵しているので、テレビがなくてもスマートフォンやタブレットからいつでもどこでもテレビ番組を視聴することができるようになります。特に大みそかや正月は気になる番組が多く、なにかと録画の機会も増えるもの。というわけで、年末年始の番組ラッシュに備えるべく、実際にnasneを使ってみました。
・目次
◆nasneの本体と内容物
◆nasne本体のセットアップはアンテナ・LANケーブルをつなぐだけで超簡単
◆nasneを使えばテレビがなくてもいつでもどこでも番組視聴が可能
◆nasneで録画した番組をデバイスに保存すれば通勤・通学中に録画を消化できる
◆PlayStation 4やPlayStation 5とnasneを連携させればテレビ番組の視聴&録画がより簡単に
◆まとめ
◆nasneの本体と内容物
nasneの化粧箱はこんな感じ。
中身はB-CASカードの利用方法ガイドとクイックスタートガイド、mini B-CASカードです。
LANケーブル、ACアダプター、アンテナケーブル
nasne本体のサイズは横18.7cm×高さ13.5 cm×幅4.45cm。重さは810グラムです。側面には、バッファローとnasneのロゴが刻まれています。
もう反対側にはnasneとバッファローのロゴと、mini B-CASカードのスロットと排熱用のスリットがあります。
天面はこんな感じ。
底面には型番とMACアドレス、ファイルサーバー名が書かれたシールが貼られています。
前面は電源や録画状況、ネットワーク状況、HDDアクセス状況を示すインジケーターランプがあります。
背面には電源ボタンとIPリセットボタン、LANポート、外付けHDD接続用のUSBポート、アンテナ出力端子、アンテナ入力端子、ACアダプターを接続するDC IN 12V端子があります。
◆nasne本体のセットアップはアンテナ・LANケーブルをつなぐだけで超簡単
セットアップは非常に簡単。付属の用紙からmini B-CASカードを取り外して……
nasneのスロットに挿入します。
アンテナケーブルをアンテナ入力端子に接続し……
ルーターにつないだLANケーブルを接続します。
ACアダプターを接続して通電させると、電源インジケーターランプが点灯します。これで準備が完了。箱を開けてから15分もかからずにセットアップができました。
◆nasneを使えばテレビがなくてもいつでもどこでも番組視聴が可能
通常、テレビ番組を録画するレコーダーは、テレビがなければ録画した番組を視聴できません。しかし、nasneはネットワークレコーダーであり、テレビを持っていなくても、スマートフォンやタブレットがあればリアルタイムでテレビ番組を視聴したり、録画した番組を再生したりできます。nasneは「テレビがない自室やお風呂でも放送中の番組を見たい」「外出先でもリアルタイムでドラマを視聴したい」「通勤・通学途中で録画した番組を見たい」というニーズに応えられます。
スマートフォンやタブレットでnasneを介してテレビ番組や録画した映像を視聴するには、専用アプリ「torne mobile」を入手する必要があります。
「torne™ mobile」をApp Storeで
https://apps.apple.com/jp/app/torne-mobile/id949323340
torne™ mobile – Google Play のアプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.playstation.tornemobile
今回は第6世代iPad miniで視聴するため、iPad OS版をインストールします。App Storeの「torne mobile」のページで「入手」をタップしてダウンロードします。
起動すると、ローカルネットワーク上のデバイスの検索および接続を求められるので「OK」をタップします。
アプリ側からnasneの登録をします。「次へ」をタップ。
「情報の取扱いについて」を確認したら、「次へ」をタップします。
データの引き継ぎの確認を尋ねられますが、今回は初めてのnasne設定なので、「いいえ」を選択。
最初にユーザーの設定を行います。住んでいる地域を選択して、「次へ」をタップします。
ユーザーの性別を選択して「次へ」をタップ。
生まれた年を選択したら「次へ」をタップします。
ニックネームを設定したら「次へ」をタップ。
iPad miniをnasneと接続しているWi-Fiルーターに接続していれば、同一LAN内にあるnasneとそのローカルIPアドレスが自動で表示されるので、このnasneをタップします。
nasneの名前を設定できます。今回はデフォルトの「nasne」のまま、「次へ」をタップしました。
次に、nasneでアンテナからチャンネルスキャンを行うため、地域設定を行います。住んでいる地域を選択して、「次へ」をタップ。
「スキャンの開始」をタップすると、自動で受信可能なチャンネルが検索されます。
こんな感じで地上波デジタルのチャンネルリストがずらっと表示されるので、「次へ」をタップ。同様にしてBSデジタル・CSのチャンネルもスキャンします。
チャンネルのスキャンが終わったら、「保存する」をタップして設定を完了します。
初期設定もわずか15分ほどで完了。nasne本体のセットアップを含めても、30分程度で準備完了。テレビ+レコーダーがnasneとiPad miniに置き換わったと考えると、かなりの省スペースに成功したといえます。
実際にテレビが見られるかどうかを確認するため、torne mobileから「TV」を選択します。
iPad miniのtorne mobileから番組をリアルタイムで視聴したり録画を再生したりするには、610円の視聴再生機能を別途購入する必要があります。ただし、1分間であれば無料で視聴可能なので、nasneを介してtorne mobileで再生できるかどうかを確認することは可能。実際に「TV」では、放送中のテレビ番組をリアルタイムで再生することができました。無線LANのWi-Fi接続で再生される映像はカクカクすることなく、スムーズでなめらかに再生されており、画質も安定しています。
「ベッドで横になってリラックスした状態でテレビ番組が見たい」と思っても、これまで編集部員の寝室にはテレビがなかったので不可能でした。しかし、同じWi-Fiさえ接続可能であれば、テレビがない部屋でもリアルタイムでテレビ番組を視聴できるようになったのは大きなメリット。わざわざ部屋にテレビを購入して設置しなくても、既に持っているスマートフォンやタブレットさえあればいつでもどこでもテレビが見られるようになるわけです。また、「スポーツの試合の実況中継で白熱した展開が続き、なかなか居間を離れてトイレや風呂に行くタイミングがない……」という時でも、Wi-Fiさえ接続できればスマートフォンやタブレットで引き続き視聴できるので、ここぞというポイントを見逃さないという利点もあります。
◆nasneで録画した番組をデバイスに保存すれば通勤・通学中に録画を消化できる
テレビ番組表を表示するには、トップメニューから「GUIDE」を選択。
レコーダーによっては番組表を読み込むだけでかなり時間がかかってしまうこともよくありますが、torne mobileでは番組表の読込みがかなり早く、色によってドラマ・映画・アニメなどジャンルが分類されているので、サクッと直感的に操作できます。また、拡大縮小も可能なので、「字が小さすぎて番組説明が読めない」ということもありません。録画したい番組名をタップして、録画設定を選択して「予約する」をタップするだけで簡単に録画可能。nasneでは「DRモード(高画質)」と「3倍モード(標準)」という2つの録画モードが提供されており、25分番組を3倍モード(標準)で録画したところ、ファイルサイズの目安は2.2GBでした。
録画された映像は「VIDEO」から再生可能。
さらに、別途860円で権限の購入が必要ですが、録画をロングタップして「ビデオの書き出し」を選択すると、視聴に使用しているiPad miniに録画データを保存することが可能になります。これで録画をデバイスに入れて持ち運び、外出先でも録画を再生することができます。
「開始する」をタップして、録画をiPad miniに書き出します。25分番組の録画を書き出す場合、ファイルサイズはおよそ0.53GBで、書き出しに10分ほど時間がかかります。
書き出しが完了したら「OK」をタップ。
ローカルに保存された録画には、スマートフォンアイコンのある録画が表示されます。タップすれば、いつでもどこでも録画を再生することが可能。
スマートフォンやタブレットで簡単に録画を再生できるので、通勤や通学の途中など、外出先でも録画を見ることもできます。
また、「モバイルデータ通信」を許可することで、モバイル回線を介して外出先からリアルタイムでテレビを見たり、録画を再生したりすることも可能。torne mobileのメニューから、歯車アイコンをタップして設定画面を開きます。
設定内の「モバイルデータ通信設定」をタップします。
モバイルデータ通信での映像配信を有効にするか尋ねられるので、「次へ」をタップ。
「保存する」をタップします。これで、モバイルデータ通信が可能な端末であれば、家にいなくてもリアルタイムでテレビを見たり、録画を再生したりできるようになります。ただし、同一LANに接続している場合と異なり、視聴の快適さはデバイスの通信環境に大きく左右されるので注意が必要です。
もちろん大画面のテレビで視聴したい!という場合は、アンテナ出力端子にアンテナケーブルを接続し……
地上波とBS・CSで分配してそれぞれのケーブルをテレビに接続します。
nasneをバイパスしたアンテナをテレビに接続することで、そのまま通常通りにテレビで視聴が可能に。「居間のテレビでリアルタイムに番組を視聴して、タブレットのtorne mobileアプリで別の番組を視聴する」ということも可能なので、1つのテレビでチャンネルを取り合うこともなくなります。
◆PlayStation 4やPlayStation 5とnasneでテレビ番組の視聴&録画が簡単に
さらに、PlayStation 4やPlayStation 5で提供されている無料のtorneアプリを使えば、nasneの機能で録画した番組を大画面のテレビで視聴可能。今回はPlayStation 4のtorneからnasneを登録して、視聴可能にしました。
torne | PlayStation
https://www.playstation.com/ja-jp/torne/
PlayStation 4ではコントローラーで操作可能なのが特徴。PlayStation 4版のtorneアプリも番組表やチャンネルをスムーズに切り替えられるので、直感的に操作できます。
「PlayStation 4のtorneで録画を再生して、スマートフォンやタブレットのtorne mobileでテレビ番組をリアルタイム視聴する」ことも可能です。ただし、PlayStation 4のtorneとスマートフォン・タブレットのtorne mobileで同時に別番組をリアルタイム視聴することはできません。
アプリから設定できない部分、例えばnasne本体のメディアサーバー設定・ファイルサーバー設定・レコーダー設定・ファームウェアのアップデートなどは、「nasne HOME」で設定可能。nasne HOMEはChromeなどのブラウザから、nasne本体の底面に書かれているファイルサーバー名か、nasneのローカルIPアドレスを指定することでアクセスできます。
なお、nasneのローカルIPアドレスを調べるには、nasneのトップメニューにある歯車アイコンをタップして、設定画面を呼び出します。
「nasne設定」をタップ。
すると、アプリに登録しているnasneのローカルIPアドレスが表示されます。
さらにnasne HOMEから「みまもり合図」をクリックすると……
内蔵しているHDDの劣化情報を監視することができました。「みまもり合図」はHDDの故障を監視・予測してくれるので、有償で内蔵HDDの交換とデータの引っ越しができる「nasne向け バッファロー録画番組引越しサービス」や、読み込めなくなったデータを復旧してくれる「バッファロー 正規データ復旧サービス」を利用するべきタイミングがわかります。
◆まとめ
年末年始には特別番組が目白押しで、どの番組を録画してどの番組を見るのかを迷ってしまいがち。さらに番組が長時間にわたることも多いため、視聴に夢中でお風呂やトイレに行くタイミングを失ってしまうことがよくあります。nasneであれば、スマートフォンやタブレットPCから簡単に視聴できるので、家のどこにいてもテレビ番組を楽しむことができ、「テレビを見るために1つの場所に縛り付けられる」ことがなくなります。
また、テレビがなくても使えるので、「テレビ番組は見られるようにしたいけど、家が狭くてテレビを置く余裕はないかも」という人でも安心して使えます。nasneに内蔵されているHDDは2TBと大容量で、3倍モード(標準)だと地上波デジタル放送の番組を約386時間も録画可能なので、ストレージの残量を気にすることなくサクサク録画できるのもポイント。nasneはAmazonのバッファロー公式ストアで、税込2万9800円で購入可能。たった3万円でいつでもどこでもテレビ番組を視聴できるようになると考えると、かなりお得といえます。
そして、Amazonのバッファロー公式ストアでnasneを購入する際にクーポン適用のチェックボックスにチェックするだけで1500円の割引きを受けられるセールが12月26日(日)23時59分まで開催中なので、さらにお得です。
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