冬の賞与なし 旅館ホテル業5割超 – キャリコネニュース

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帝国データバンクは12月7日、2021年の冬のボーナスに関する調査結果を発表した。調査期間は2021年11月16~30日、全国1万1504社から回答を得た。

従業員一人当たりの賞与の平均支給額が2020年と比較して「増加する(した)」と企業は全体で18.5%となった。

製造業やサービス業は好調

「賞与はない」と答えた企業も12.0%あった。新型コロナウイルスの影響がまだ強いのか、「旅館・ホテル」は 5 割超、「繊維・繊維製品・服飾品小売」は4 割を超えた。企業規模別でみると、「小規模企業」では23.5%で賞与が出ず、なかでも従業員数が5 人以下の企業は「賞与なし」が 3 社に 1 社という結果だった。

前年度比で増額した企業の割合が高い業界を上から見ていくと、製造(24.7%)、サービス(18.6%)、卸売(18.5%)、運輸・倉庫(16%)、不動産(15.2%)となった。特に、製造業は増額企業が前年から10ポイント以上上昇した。

逆に増額する企業が少なかった業界は、小売(8.5%)、農・林・水産(12.2%)、建設(13%)、金融(13.7%)、となっている。

コロナ禍でも2 年連続で賞与が増加する企業は5.1%で、企業の約 8 割がボーナスや一時金などを含め何らかの賞与を支給する予定だという。

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