きょうの外国為替市場は、円相場が1ドル=115円台にまで値下がりした。4年8カ月ぶりの円安ドル高水準だ。
FRB(=アメリカ連邦準備制度理事会)のパウエル議長が再任されたことを受けて円安ドル高が進み、1ドル=115円台をつけた。2017年3月以来4年8か月ぶりの水準となる。
パウエル議長の再任で、これまでの見込み通りアメリカが今後利上げに向かうとの見方が広がり、ドルを買う動きにつながった。
円安が進むと輸出にはプラスの効果となるが、輸入では割高になるため、原油などの資源や小麦粉・コーヒーなど食品の国際的な価格が高騰するなかでは家計にとってダブルパンチとなる。(ANNニュース)