VRChatの容量制限ゆえのテクスチャ感もあって、さらに時を経て朽ちていった未来の軍艦島って感じがする。
数多のワールドを巡れるVRChat。新たに軍艦島(端島)を再現したワールド「GunkanjimaVerse」がオープンしました。
海底炭鉱採掘で一時代を築き、日本初の鉄筋コンクリートマンションが立ち並ぶ姿は、遠目に軍艦と見違えるほどの威容をもち軍艦島と呼ばれるようになったと聞いて、子供のころからいつかは行きたいと思っていましたが、まさかメタバース時代となって移動時間も旅費もかけずに散策できるようになるとは思わなかった!
神代の遺跡を思わせるゲートが並ぶ貯炭場のベルトコンベア跡を見たり。
1916年(大正5年)に完成した、日本初の高層マンション群のなかを歩いたり。廃墟好きとして上下左右前後の全方位がストライクです。
軍艦島を丸ごと再現したワールド「GunkanjimaVerse(軍艦島バース)」を公開しました。全長480mの軍艦島をリアルスケールで隅々まで探索出来ます。フォトグラメトリーデータは例によって大西さん(@2012apocalypsis ) けっこう重いので酔いにご注意を。#VRChatpic.twitter.com/qTzudJu3U2
— VoxelKei (@VoxelKei) November 9, 2021
観光目的では安全面の問題から立ち入ることのできない場所でも、自由に動けるのが素晴らしい。VRツーリズムの真髄を一から無限大まで味わえるワールドじゃないですか。またVRによる立体視環境でフォトグラメトリ空間に入り込むと、空気の香りもしているような気がするほど脳がバグる。
でも、ここがバーチャルであることに改めて気が付き、いつか現地に行ってみたいという気持ちが強まっていきます。VR&フォトグラメトリワールドは新しい時代のトラベルガイドになりうるポテンシャルがありますねマジで。
VRChatはWindows PC単体、すなわち平面ディスプレイ環境で利用することができるVR SNSですが、少なくともGunkanjimaVerseは使い古しのガジェットをメルカリで叩き売って、そのお金でQuest 2をゲット。PCと接続してVRで散策することをお勧めします。いやほんとに。
Source: VRChat