ちょっと休も? Instagramが「休憩する?」を提案するように

GIZMODO

ハッとさせられる人は少なくないかも。

SNSってついつい長時間滞在してしまわないですか? 投稿したらすぐに「いいね」がついて、返信している合間にフォローしている人たちの投稿が気になって、気づいたら1時間も2時間も経過していたってことありますよね…。

SNSを運営している側としてはそれが狙いだし、ウッシッシ状態なのかな…と思いきや、心配しているみたい。Instagramはユーザーに「休息を取るように」と促す機能を実験的に導入するんですって。

InstagramのCEOであるAdam Mosseri氏は、選択した期間が経過したら、アプリ内に休憩のリマインダーを表示させるオプトインコントロール、つまり手動で有効にする必要のある新機能を発表しました。

今週Instagramで試験的に運用している機能があります。これは個人的にすごくワクワクしているものなんですよね。

機能の名前は「Take a Break」で、オプトインすると、アプリを10、20、30分と一定時間利用した後に「そろそろ休憩を〜」と促してくれるようになるんです。

サードパーティのエキスパートから、どのように休息を取るべきかなどのヒントをアドバイスしてもらいました。

InstagramにアップされたCEOの動画によると、設定の時間をすぎると「Time for a break?」というメッセージの後に、次のようなアドバイスも表示されます。

・何回か深呼吸する

・何を考えているか書き出す

・お気に入りの曲を聴く

・TO DOリストの何かをこなす

この機能が生まれた背景には、Instagramが10代のユーザーに有害で、特に女性への影響が大きいという主張を受けて議会の監視が強化されたことがあります。

ウォール・ストリート・ジャーナルによる内部報告によると、「10代の女性の32%が自分の体にマイナスな感情を抱いた時に、Instagramをみると余計にひどくなると答えた」そう。

また、ジャーナルによってレビューされた2020年3月の発表では、「Instagramでの比較が若い女性の見方や自己表現の変えてしまう可能性がある」と研究者が述べています。

Mosseri氏によると、この新機能はすでにInstagramのコミュニティのごく一部にロールアウトされており、うまくいけば12月のある時点でローンチされる予定とのこと。

使いすぎを警告するメッセージだけに留まらず、具体的に何をするべきかのアドバイスをくれるのが良いですね。特に、「TO DOリストの何かをこなす」は我にかえりそうだなと思いましたね。

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