Panasonicの「タングステン耐切創手袋」は一体何がすごいのか?実際に使い心地を確かめてみた

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耐切創性を評価する耐切創性試験(TDM試験)において、2番目に優れた「レベルE」を達成したPanasonicの「タングステン耐切創手袋」です。大量の段ボール処理などカッターを使いまくるときにに便利そうだったので、一体どれほどの耐切創性&使い心地なのか?ということを実際に確かめてみました。

タングステン耐切創手袋 | パナソニック ライティングデバイス株式会社 | Panasonic
https://panasonic.co.jp/ls/pldv/f-products/t-gloves/index.html

タングステン耐切創手袋は手のひらゴムコート付きの「WKTG1」シリーズとゴムコートなしの「WKTG0」シリーズがあり、今回はLサイズの「WKTG0LH1AX」を用意しました。パッケージはこんな感じで、1袋に1双入っています。


裏面には使用上の注意などが記載されています。


TDM試験は工場で使用される作業着・ユニフォーム・手袋において、カッター等の刃物、金属薄板部品、ガラスといった鋭利な物に対する切れにくさを測定するもの。耐切創性レベルはA~Fの6段階で評価され、「WKTG0LH1AX」は2番目に耐切創性が高いとされる「レベルE」に該当するため、かなり切れにくい部類です。ただし「刃物やガラス、金属のバリなどに対して絶対に切れない、破れないというものではありません」とのことで、この点を念頭に置いて使用する必要があります。


袋から出してサイズ感を確認してみるとこんな感じ。


質量は実測で26gです。


繊維には高強度金属のタングステンを使用しており、耐切創性と柔軟性を兼ね備えているとのこと。


金属が使用されていますが、実際に触ってみたところ、指先から手首まで普通の綿の軍手のような柔軟性がありました。


手囲いが23cmの男性編集部員が着用したところ、指先はゆとりが出ずピッタリ、手のひらは5mmほどのゆとりが出るような着用感でした。手首下から約8cmほども覆われます。指の付け根や手首部分はピッチリ肌に密着するような強めの伸縮なので、この部分が太い人は圧迫感を覚える可能性があります。


手の力を抜くと、内側に引っ張られるような感覚を覚えます。


耐切創性を簡単に確認するべく、カッターナイフで手袋を切りつけてみました。

Panasonicの耐切創手袋「WKTG0LH1AX」をカッターナイフで切りつけてみた – YouTube
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強めの力で切りつけましたが、繊維がほつれるような様子はありません。


切りつけたあとに該当部分を伸ばしてみても、目立った傷はありませんでした。


段ボールをカッターナイフで切るときなどは、段ボールの抵抗によりカッターナイフを持つ手に力が入るため、うっかりケガをする可能性がありますが、手袋があることで安全性が保たれます。


緩衝材のような切りにくい物を切るときでも、軍手の代わりに使うことができます。


WKTG0LH1AXは少し通気性がありますが、30分ほど室内で着用したところ少しながら熱がこもりました。ピッタリしたフィット感なので操作性は良く、細かい作業をしない限りは優れた使い心地。今回試した日用使いであれば、軍手以上の安心感を期待できます。また、水洗いができるとのことで、使用後は洗って再使用することもできます。

WKTG0LH1AXの価格は、Lサイズ・1双入りがAmazon.co.jpで税込2216円です。

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