10代から20代男性へのファイザー製ワクチン投与推奨、モデルナ中止が検討されるようです。
北欧諸国のモデルナワクチン若年層への接種中止から出てきたものと思いますが、これは日本が有事から平時に移行した証です。
>モデルナ製接種後の心筋炎・心膜炎は10歳代男性で100万人あたり21・6件、20歳代男性で同17・06件報告されている。ファイザー製では10歳代で同1・87件、20歳代で同13・08件で、モデルナ製の頻度が高かった。
モデルナ製ワクチンの方がRNA量が多いこと、その分予防効果は強くそして副反応が多いことが言われています。それでもコロナが蔓延していた時は、この心筋炎副反応リスクを凌駕する予防効果のため投与されることの妥当性が言われていたのですが、これだけ感染が落ち着くと副反応の少ないファイザー製を推奨ということは、ある意味日本の平時への移行を意味します。
反ワクチンのネタになりそうなので心配ですが、ワクチンが原因で死亡した人はいないと厚労省は珍しくはっきりとこんな勧告も出しています。そうやっと素早い広報活動ができたきたということでしょうか。
ちなみにアストラゼネカ製の血小板減少や血栓症リスクのための非常時以外は推奨しないという行動と同じです。ちなみにモデルナ製はあの混入事件もあって、笠間市では若者以外もなるだけ避ける方向で皆さん行動されていました。
それだけ感染が落ち着いたということなのですが、沖縄では感染者の数が増えています。若年者の人口割合が多いためワクチン接種が遅れていた、今は日本でも有数の検査体制がしっかりしている(シンガポールと同じ)、かなり激しく無双が行われたとかに理由がありそうですが、これが前みたいにどんどん増えるかどうかは注視して行く必要がありそうです。