Appleは14日(現地時間)、A15 Bionicプロセッサを搭載した「iPhone 13」、「iPhone 13 mini」を発売した。価格は前者が799ドル、後者が799ドルから。17日より予約受付を開始し、9月24日に発売する。
同時に発表された「iPhone 13 Pro」や「iPad mini」と同じA15 Bionicプロセッサを搭載。150億トランジスタを集積し、競合よりCPU性能が最大で50%、GPU性能が30%高速だとしている。CPUコアは6基で、このうち2基が高性能、4基が省電力コア。GPUは4コアとなっている。
ニューラルエンジンは16コアで、15.8TOPSの性能を実現。この演算性能を活用し、カメラ内でのライブテキスト機能に加え、音声アシスタントのSiriもデフォルトではネットワークを経由せずローカル処理となった。
ディスプレイは「Super Retina XDR OLED」で、輝度は屋外でも見やすい800cd/平方mを達成。HDRコンテンツ再生時のピークは1,200cd/平方mとなった。
カメラはピクセルサイズが1.7μmとなり、従来から受光が47%改善し、暗所ノイズを抑え、明るい映像を実現。また、iPhone 12 Pro Maxで採用されたセンサーシフト式手ブレ補正を新たに実装し、暗所撮影の強化を図った。動画撮影では、iPhone 13 Proと同様「ピント送り」と呼ばれる映画撮影でよく使われる技法を実装が利用できる。また、4K/60fpsでの撮影も可能になった。
ディスプレイサイズはiPhone 13が6.1型、iPhone 13 miniが5.4型。本体色は(PRODUCT)RED、スターライト、ミッドナイト、ブルー、ピンクの5色が用意される。
コメント