昔のテレビでよく見かけた手描きテロップに挑戦してみました
パソコンで簡単にテロップを入れられるようになったからか、最近のテレビは画面が文字だらけですよね。情報が分かりやすいのはいいんですけど、いわゆるフォントばっかりでどれも同じに見えてしまいます。
それに比べ昔のテレビのテロップは、一枚一枚、手で描かれていたため、番組や局ごとに特徴がありまくりましたし、画面から妙なパワーがにじみ出ていました。
あの味わい深い手描きテロップをインターネット時代にも! ……ということで手描きテロップに挑戦してみました。
犯罪者からアイドルちゃんまで興味の幅は広範囲。仕事のジャンルも幅が広過ぎて、他人に何の仕事をしている人なのか説明するのが非常に苦痛です。変なスポット、変なおっちゃんなど、どーしてこんなことに……というようなものに関する記事をよく書きます。(動画インタビュー)
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もうちょっと描いてみましょう
ドリフ風オープニングロールを描くだけでかなりカロリーを使ってしまったので、ここで記事を終わりたいところですが、さすがに短すぎるので、もうちょっと描いてみましょう。
ドリフ以外の「手描きテロップ」といって思い出すのが昔の歌謡番組。 レコードジャケットで使われているオフシャルのロゴではない、謎のデザインが施されたロゴ&イラストが曲紹介に使われていました。
昭和だったらこのくらいテキトーなロゴ&イラストが添えられていてもおかしくありません!?
引き続き、昔の歌謡番組風……。
あるな……こういう「曲聴いた!?」と言いたくなるような雑なデザインのロゴ。
ドラマのタイトルも手描きだった
金八ロゴ風。
『金八先生』は生徒が薬物中毒になってしまうなど、初期の牧歌的な雰囲気が皆無になって以降も、ほんわか感のある手描きタイトルロゴを使い続けていたので違和感ありました。
……ただ描きたかっただけです。
確実にインチキなのに、昭和の子どもたちの胸をワクワクさせてくれた『川口浩探検隊』。それっぽいロゴで描いてみると、散々こすり尽くされたYouTuberの企画もちょっと面白そうに見えてきます!?
ワイドショーの手描きテロップは時間との戦いなので、雑な文字が多かったです。でもそれが、妙な臨場感を生むことも……。
どうでもいいけど、パラリンピックの開会式でもっとも感動したのは、やっぱり布袋さんの登場シーンですよね!?
もう突っ込む気にもならないような事件が起こりまくったオリンピック関連で唯一、気兼ねなく突っ込めるニュースでした。
「テロップには金がかかった」に納得
今回、デジタルでごまかしごまかし描いてみましたが、当時はアナログ画材で、小さなカードに描いていたわけですから……テロップ職人は偉大!
そして「昔は金がかかるからテロップがあまり入れられなかった」という話もうなずけます。こんなもん、そうそうホイホイ描いてられないもん。
しかし、テレビもYouTubeもカッチリしたフォントのテロップばかりで面白みがないので、ちょっとは手描きテロップを復活させてもいいんじゃいですかね?