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Microsoftがまもなくリリースを予定している「Windows 11」は、ユーザーインターフェースの刷新で高評価を得ている。しかし、プレビュー版でのデフォルトブラウザーの変更方法の複雑さが明らかになったことで、Windowsファンの間で懸念の声が上がっている。
同社は以前から、「Windows 10」で「Microsoft Edge」をデフォルトブラウザーにしたことについて、「Vivaldi」の開発元であるVivaldi Technologiesや、「Firefox」の開発元であるMozillaといった競合企業から批判を受けている。
そしてWindows 11の現在のプレビュー版では、The VergeのWindowsウォッチャーであるTom Warren氏が指摘しているように、デフォルトブラウザーの変更方法がWindows 10よりも複雑になっている。
Warren氏が記しているように、[設定]-[アプリ]-[既定のアプリ]を選択し、「Google Chrome」などをデフォルトブラウザーに設定しようとすると、すべてのファイルタイプに適用されるデフォルトブラウザーを1つ選択するのではなく、ファイルやリンクのタイプごとにデフォルトブラウザーを選択するよう求められる。
このためChromeの場合、ユーザーはHTMとHTML、PDF、SHTML、SVG、WEBP、XHT、XHTML、FTP、HTTP、HTTPSのそれぞれに対して、明示的に選択する必要がある。
Windows 11では、さまざまなファイルタイプごとにデフォルトブラウザーを容易に指定できるようになっているものの、細かい選択を可能にしたことで多くのユーザーが混乱する可能性もある。
Windows 11では、Edge以外のブラウザーを設定した際に、すべてのファイルタイプに対するデフォルトを当該ブラウザーに設定するという機能も残されているが、この選択肢は新たなブラウザーをインストールした直後に1度だけしか提示されない。
いったん設定した後、「規定のアプリ」設定からデフォルトブラウザーを変更しようとした場合、「切り替え前に:Microsoft Edgeをお試しください。高速でセキュリティが確保された、Windows 11のために生まれたアプリです」というダイアログボックスが表示される。
Microsoftは、Windows 11ではデフォルトブラウザーをどこで、どのように選択するのかをユーザー側でより細かく指定できるようにしていると述べている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。