京セラの食物アレルギー対応サービス「matoil」、卵・乳・小麦不使用のラーメンなど販売へ

CNET Japan

 京セラは、食物アレルギー対応サービス「matoil」において、オンラインショップを7月11日から本格オープンする。

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 matoilは、同社の新規事業アイデアスタートアッププログラムの第1弾として、2021年10月より事業検証を開始。食物アレルギーや食の嗜好に合わせたオーダーメードの「ごちそうキット」を予約販売してきた。

 2022年5月中旬からは、試験的に「matoilオンラインショップ」を開設し、イベントに合わせた限定商品を販売している。

 今回、本格オープンを記念し、7月11日の「ラーメンの日」に合わせ、卵・乳・小麦不使用の特製麺と卵・乳不使用のスープ・出汁しょうゆをセットにした「豚骨玄米ラーメン」を用意した。

 同社によると、アレルギーを持つmatoilの利用者または、その家族から「食べたいもの、食べてみたいもの」として、「ラーメン」の要望が多くあったという。

 しかし、卵・乳・小麦が使われていることの多いラーメンは、家族で楽しむことが難しい食事のひとつとなっている。

 そこで、アレルギーの有無に関わらず、あらゆる人に「ラーメン」を食べて貰うため、オンラインショップで「豚骨玄米ラーメン」を販売することになった。

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 豚骨玄米ラーメンでは、麺に卵や小麦粉を使わず玄米を利用。コシが持続できるように何度も試作を繰り返し、ミリ単位までこだわって作った中太麺を採用した。また、熱いスープと合わせても伸びにくく、玄米の香ばしさが引き立つように仕上げている。

 特製スープは、豚骨や鶏ガラから出汁を取り、野菜とハーブ・鰹節を加えて3日間煮込んでいるという。

 加えて、オンラインショップでは、イベントなどで好評だった「米粉のカラフルミニドーナツ」についても販売を開始する。

 商品はすべて冷凍で配送するため、日本全国どこからでも利用可能。今後も、利用者の声を反映し、食物アレルギーに対応した商品のさらなる展開を予定する。

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