レトロゲーム配信サービス「プロジェクトEGG」の兄弟分的な存在で、スマートフォンでレトロゲームを遊び放題なアプリが「PicoPico」です。
当時のゲーム機では不可能だった、プレイ途中にどこでもセーブできる機能や、プレイの録画機能なども搭載されており、充実のプレイ体験を提供してくれます。
PicoPico
https://www.pico2.net/
実際に配信中の「スノーブラザーズ」をプレイしてみるとこんな感じ。ディスプレイ側の性能が向上したことで、ゲーム発売当時よりも美しい映像で遊べます。
picopicoで「スノーブラザーズ」をプレイしてみた – YouTube
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PicoPicoはiOS・iPadOS・Android向けで、基本プレイは無料で遊べます。
「PicoPico – 8bit Retro Games」をApp Storeで
https://apps.apple.com/jp/app/id1478205265
PicoPico – 8bit Retro Games – Google Play のアプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=net.pico2
今回はiPadにインストールしました。
初回起動時は利用規約と通知についてのダイアログが表示されます。「許可しない」をタップ。
最下部の「同意する」をタップ。
タイトル画面が表示されます。画面をタップ。
「PicoPicoアカウントを新規作成」をタップ。他のサービスとの連携は後から設定することが可能です。
楽天リワードに関するダイアログが表示されるので「興味がありません」をタップ。この連携もあとから設定することができます。
ゲームタイトルが表示されました。これがホーム画面で、お気に入りのゲームをピン留めしておくことができます。
下部メニューの「ALL」をタップすると、ゲームの一覧に移動します。デフォルトは「無料ゲーム＋すべてのゲーム＋機種別表示」で、「FREE」タブに表示されているゲームのうち「FREE PLAY」タグがついているゲームはそのまますぐに遊べるゲームです。「BATTLE MARINE」「COSMIC SHOOTER」「ザナック(NES版)」の3本は常にFREE PLAYで、この他に1作品が日替わりでFREE PLAYとなります。
「CM」タグがついているゲームは5秒～30秒の動画広告を見終えるとプレイできるゲームです。
この日の日替わりFREE PLAYゲームは、東亜プラン開発のアクションゲーム「スノーブラザーズ」。1990年にアーケード向けに発売され、1991年にファミコン版が発売されました。
ソフト画面に「BOOK」アイコンが表示されている場合、タップすると……
取扱説明書を読むことができます。レトロゲームの場合、中古ソフトを買って実機で遊ぶ場合、箱や取扱説明書はないというケースも多いのですが、説明書にしか記載されていないストーリーや設定もあるので、これはかなりうれしいポイント。
また、「HELP」アイコンをタップすると操作方法をまとめたものが表示されます。
ソフトの全ラインナップはこんな感じ。
ゲームギア用ソフトも「魔導物語A ドキドキばけ～しょん」「魔導物語Ⅰ 3つの魔導球」「魔導物語Ⅱ ～アルル16才～」「魔導物語Ⅲ 究極女王様」の4本が収録されています。
下部メニューの左から2番目のボタンをもう1度タップすると、ジャンル別表示や発売年別表示へも切り替えができます。ジャンル別表示は「ACT」「ADV」「PZL」「QIZ」「RCG」「RHY」「RPG」「SLG」「SPT」「STG」「TBL」の11ジャンルでの分類。
発売年別表示はこんな感じ。
下部メニュー中央「EVENT」をタップすると、日替わり無料プレイゲームのスケジュールがわかります。
「MY PAGE」では各種アカウントとの連携が可能。
「MENU」ではその他の設定などを行うことができます。
いろいろなゲームを触ってみた感じ、バーチャルパッドは「いまどのボタンを押し込んでいるのか」という情報が画面上の表示でしかわからず、触覚としてのフィードバックがないため、どんなゲームをやるにあたっても難度が上がりました。ただ、Bluetooth接続のゲームパッドに対応しているため、通常のゲーム機と同じ感覚でプレイすることが可能です。
また、レトロゲームには理不尽ともいえる難しさのゲームがあるため、どこでもセーブ可能なのは非常に助かりました。
さらに、YouTubeやニコニコ動画、Twitchの収益化プログラムを利用してOKというのはゲーム実況の配信者にとっては非常に助かる存在となるはずです。
なお、月額制の有料購読を行うとライブラリ内のすべてのゲームが文字通り遊び放題になります。価格はiOS・iPad版が税込550円、Android版が税込300円。
価格差はその他の機能部分の差と考えてOKで、Android版ではプレイ動画の保存やニコニコ生放送での配信機能など、iOS・iPad版で可能な機能の一部が利用できません。
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